やくもとうずしおをがっつりと

ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

2013-01-01から1年間の記事一覧

映画『ローン・レンジャー』を観た感想(ネタバレ)

2013年8月公開。監督にゴア・ヴァービンスキー。主演はジョニー・デップとアーミー・ハマー。パイレーツ・オブ・カリビアンの制作陣による。 ・ コマンチ族のトントは少年時代に白人2人組から懐中時計と交換という条件で銀鉱の場所を教える。銀の場所を秘密…

2013年鑑賞映画感想/大いなる西部/アフリカの女王/禁じられた遊び

199.大いなる西部 1958年アメリカ。ウィリアム・ワイラー監督。グレゴリー・ペック主演。 テキサスのある町に、地元の有力者テリル少佐の娘パットと結婚するために東部からマッケイ(グレゴリー・ペック)がやってくる。しかし、そこでは水源地をめぐって地…

映画『風立ちぬ』を観た感想

2013年7月20日より公開のジブリアニメ映画。宮崎駿監督。 零式戦闘機設計者として知られる堀越二郎をモデルとした主人公の青年技師二郎が、関東大震災や経済不況に見舞われ、やがて戦争へと突入していく1920年代の日本でどのように生きたかを描く。 幼い頃か…

映画『モンスターズ・ユニバーシティ』(3D吹替)を観た感想

2013年7月公開。ピクサー。ダン・スキャンロン監督。 2001年公開のモンスターズ・インクの前日譚となる。学生時代のマイクとサリーがどのようにして出会い、どのようにしてモンスターズ・インクで活躍するに至ったかをモンスターズ大学怖がらせ学部での2人を…

2013年鑑賞映画感想/黒い罠/或る殺人/カサブランカ

195.黒い罠 1958年アメリカ。オーソン・ウェルズ監督。チャールトン・ヘストン主演。アメリカとメキシコの国境地帯を舞台にメキシコ人麻薬捜査官が悪徳警官の不正捜査を追及する。 ・ オーソン・ウェルズといえばラジオドラマ『宇宙戦争』を放送して本物のニ…

2013年鑑賞映画感想/ミッドナイト・イン・パリ/野獣死すべし/リオ・ロボ

191.ミッドナイト・イン・パリ 2011年公開。ウディ・アレン監督。1920年代のパリを敬愛する主人公(オーウェン・ウィルソン)がタイムスリップし、自分が心酔してやまないアーティストたちと巡り合う奇跡の日々をつづる。 ・ 主人公がいつものウディアレンみ…

映画「ワイルド・スピードEURO MISSION」を観た感想(ややネタバレ)

2013年公開。アメリカ。ジャスティン・リン監督。 前作でリオデジャネイロの犯罪王から大金を強奪し、逃亡生活を送っていたドミニクの前に、FBI特別捜査官ホブスが現れた。高度な運転技術を用いて世界各国で犯罪を繰り返す巨大組織を壊滅させるため、ドミニ…

2013年鑑賞映画感想/超電王トリロジー3部作

188.仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダーTHE MOVIE超・電王トリロジー/EPISODE REDゼロのスタートウィンクル 2010年公開、超電王トリロジー第1弾。金田治監督。 ・ ゼロノス:侑斗を中心とした物語です。 邦画以外の作品を観たあとで邦画の、特に仮面ラ…

2013年鑑賞映画感想/トーク・トゥ・ハー/MW-ムウ-/続・激突!カージャック

185.トーク・トゥ・ハー 2002年スペイン製作。ペドロ・アルモドバルによる監督と脚本。 病室のベッドで昏睡状態にあるアリシアは看護士ベニグノにより4年間世話されてきた。バレエ・スタジオで踊るアリシアの美しさに魅せられたベニグノは彼女の交通事故以来…

2013年鑑賞映画感想/Black & White/昼下りの情事/脱出

182.Black & White 2012年アメリカ。マックG監督。任務に失敗して謹慎処分中のCIAエージェントのFDRとタックは奔放な女性ローレンと出会う。しかし、ローレンが二股をかけているとわかると、2人は彼女がどちらを選ぶかをかけて盗聴器や麻酔銃、無人偵察機な…

映画「華麗なるギャツビー」を観た感想(ややネタバレ)

2013年アメリカ製作。バズ・ラーマン監督。F・スコット・フィッツジェラルドの小説「グレイト・ギャツビー」の映画化だが、5度目のリメイク。 1920年代のアメリカを舞台に、大富豪ギャツビーら上流階級の人間たちの愛と偽りに満ちた世界、華やかな成功とその…

2013年鑑賞映画感想/アウトロー/オデッサ・ファイル/セックスと嘘とビデオテープ

178.アウトロー 1976年アメリカ。南北戦争時代、北軍に妻子を殺された男の復讐の旅を描く。クリント・イーストウッドが監督と主演。 ・ 北軍を悪役にしたのは珍しいんじゃないかなと思うのですが、どうでしょう。風と共に去りぬも北が悪でしたかね。ただ、南…

映画「リアル〜完全なる首長竜の日〜」を観た感想(ネタバレあり)

2013年公開。黒沢清監督。佐藤健、綾瀬はるか主演。“このミステリーがすごい!”大賞を受賞した小説『完全なる首長竜の日』を原作とする。昏睡患者と意思疎通できるセンシングという新しい医療技術を通じて自ら命を絶とうとした漫画家の女性とその恋人が交流…

映画「言の葉の庭」を観た感想

2013年劇場公開。新海誠監督脚本アニメ映画。現代の東京を舞台に描く恋の物語。 ・ 新海誠が現代を舞台とするのは初めてでしょうか。それにしても毎度、男女は結ばれませんなあ。今回ばかりは結ばれるかなと思ったのですがねえ。 ユキノ先生を貶めたビッチに…

2013年鑑賞映画感想/アイアンガール/狼の死刑宣告/ブラックブック

172.アイアンガール 2012年日本。記憶喪失の女性が特殊なスーツを着て村人を守る。明日花キララ主演。 ・ 低予算映画です。原っぱと廃工場だけで撮影され、主役が放つギャグも滑りぎみでした。ただ、女優さんのアクションは下手じゃないし、特撮に出演してい…

映画「オブリビオン」を観た感想(ネタバレ)

ジョセフ・コシンスキー監督、トム・クルーズ、オルガ・キュリレンコら主演のSF。 西暦2077年、60年前に起きた異星人スカヴとの戦争で勝利したものの地球は荒廃し、人類の大半は土星の衛星タイタンへ移住した。そんな中、地球にたった2人だけ残った元海兵隊…

2013年鑑賞映画感想/荒野のストレンジャー/イージー★ライダー/僕の彼女はサイボーグ

169.荒野のストレンジャー 1972年アメリカ。クリント・イーストウッド監督主演。鉱山によって成り立っている小さな町によそ者が現れる。町は悪党始末をこのよそ者に任せようとした。 変な映画だというのはチラッと聞いていたのですが、なるほどそういうこと…

2013年鑑賞映画感想/シベリア超特急/es/ダイアリー・オブ・ザ・デッド

166.シベリア超特急 1996年公開の邦画。映画評論家水野晴郎がマイク水野名義で監督。ドイツ軍がソ連に侵攻する2日前、ヒトラーと会談した山下大将(水野晴郎)が乗ったシベリア鉄道で起こる殺人事件。 B級映画として名高い作品です。確かにこれはB級映画でし…

今回の賽の目クソ映画『恋空』

観るべきクソ映画をサイコロを振って決め、このブログで感想を述べる、この企画を終わらせます型企画第15回最終回です。さて、前回サイコロで当たったクソ映画は『恋空』。 2005年から美嘉によって執筆が始まったケータイ小説を2007年に映画化。今井夏木は今…

映画「藁の楯」を観た感想(ネタバレ)

2013年4月26日から劇場公開開始の邦画。木内一裕の同名小説を映画化。三池崇史監督。孫娘を殺害された政財界の大物:蜷川(山崎努)が新聞やWEBに容疑者清丸国秀(藤原竜也)を殺した者に10億払うことを掲載した。清丸は福岡の警察署に出頭して、福岡から警…

2013年鑑賞映画感想/ブルーバレンタイン/エルム街の悪夢/劇場版 三国志 遥かなる大地

157.ブルーバレンタイン 2010年製作のアメリカ映画。デレク・シアンフランス監督。ライアン・ゴズリングとミシェル・ウィリアムズの演じるカップルの出会いから結婚と破局までを描く。 付き合うってのはたいへんですな。同じ人とずっといっしょにいるのはた…

今回の賽の目クソ映画『ヴァンガード』

観るべきクソ映画をサイコロを振って決め、このブログで感想を述べる、そろそろ終わらせようかな型企画第14回です。さて、前回サイコロで当たったクソ映画は『VANGUARD ヴァンガード』。 2008年製作のイギリス映画。マシュー・ホープ監督。大戦で石油が失わ…

2013年鑑賞映画感想/海底超特急マリン・エクスプレス/ザ・ファイター/タイトロープ

153.海底超特急マリン・エクスプレス 1979年に24時間テレビで放映された特別アニメ。手塚治虫製作。日米間を結ぶ海底超特急“マリン・エクスプレス”の開業を前に行われた試運転。乗客の大半は日米の計画関係者たち。しかし、その中には私立探偵や医者の姿も。…

今回の賽の目クソ映画『PUSH 光と闇の能力者』

観るべきクソ映画をサイコロを振って決め、このブログで感想を述べる、落としどころがわからなくなってきた型企画第13回です。さて、前回サイコロで当たったクソ映画は『PUSH 光と闇の能力者』。 2009年アメリカ、ポール・マグウィガン監督。タイトルの“PUSH…

2013年鑑賞映画感想/ドラえもん のび太と銀河超特急/ドラえもん のび太のねじ巻き都市冒険記/カエル少年失踪殺人事件

149.ドラえもん のび太と銀河超特急 1996年公開。 鉱山閉鎖で寂れた星を再生させたり、どこでもドアの普及で公共交通機関が経営を縮小させたり、生々しい内容です。 のび太がラストで大活躍します。気絶したふりをして敵を誘い込むという。このときののび太…

2013年鑑賞映画感想/十三人の刺客/ダイヤルMを廻せ!/キリング・ショット

145.十三人の刺客 2010年三池崇史監督。1963年公開の工藤栄一監督作をリメイク。江戸幕府史上最悪の暴君を暗殺するため、13人の刺客たちが命を懸けた一世一代の戦いを挑む。主演の役所広司を筆頭に、稲垣吾郎、松方弘樹、市村正親、松本幸四郎ら豪華出演。 …

今回の賽の目クソ映画『チョコレート・ソルジャー』

観るべきクソ映画をサイコロを振って決め、このブログで感想を述べる、シネマハスラーという某ラジオ番組からパクッた企画ですがパクリ元のシネマハスラーが終了しシネマンディアスとなり、このクソ映画企画もサイコロ(iPhoneのアプリ)を使って決めるシス…

2013年鑑賞映画感想/ヒズ・ガール・フライデー/ドラえもん のび太の南海大冒険/タンタンの冒険ユニコーン号の秘密

141.ヒズ・ガール・フライデー 1940年アメリカ、ハワード・ホークス監督。シカゴを舞台に死刑囚の無実をつきとめようとする女性記者ヒルディの活躍を描く。 新聞によるあからさまな世論誘導ですが、現代のアメリカもFOXがやっているようですね。 それにして…

2013年鑑賞映画感想/ジャッカルの日/真昼の決闘/汚名

138.ジャッカルの日 1973年ユニバーサル映画製作。シャルルドゴール大統領暗殺の依頼を受けた男と、それを阻止しようとする政府機関の戦いを描く。 英語に違和感があります。捜査会議を豪華な部屋でやるものなんですね。それがかなり気になりました。そして…

映画「仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z」を観た感想(ネタバレ)

2013年4月公開。金田治監督。かつての秘密結社ショッカーが魔法の力でスペースショッカーとして新生した。銀河連邦警察は魔法が暴走しておりその原因が操真晴人/仮面ライダーウィザードにあるとした。二代目宇宙刑事ギャバンが操真晴人を追うこととなる。し…