やくもとうずしおをがっつりと

ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

映画「DUNE 砂の惑星 PART2」(吹替)鑑賞感想

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2024年3月日本公開

監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ

原作:フランク・ハーバート

脚本:ドゥニ・ヴィルヌーヴ、ジョン・スパイツ

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あらすじ:アトレイデス家の生き残りポールがついに反撃に出た。砂漠の民フレメンと協力してデューンの解放を目指した。一方、ハルコンネン家はフェイド=ラウサを新たにフレメン対策へ充てた。ポールはたびたび予知夢を見つつ、凶悪なフェイド=ラウサとの対決が近づく。

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 前作から3年です。

 ついに物語が動き始めました。3作目も決まっているとのことです。

 2時間45分の長尺ですが、長さを感じさせません。

 作中で交わされる単語、救済者の名前などに苦労しますが、全体の物語は単純なのでどうにかこうにかお話の流れについていきます。説明セリフがなく、ほとんど絵のみで説明されていきますのでどの場面も見逃せません。その絵がとにかく美しくて、さすがです。

 それにしても結局は本作も聖書の物語なのですね。本当に聖書好きすぎるでしょ、あちらの方々は。好きというか、聖書とともにあるのだからしょうがないのでしょうけども。

 デイブ・バティスタが演じているキャラは頭が悪くて、わずかなミスをした部下をすぐに殺してしまうのでむしろ心配になります。部隊の統率がおかしくなってしまいませんか。フレメン側の作戦がどれもこれもうまくいきすぎるのも気になりました。

映画「梟」鑑賞感想

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2024年2月日本公開

監督、脚本:アン・テジン

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あらすじ:1645年の朝鮮王朝で起きた王子の変死事件。清朝へ人質に取られていた王子が帰ってきた。鍼師としての腕を買われた盲人ギョンスが宮廷の医師になった。日々の政務で心労を重ねる宮廷の人々を治療していくうちにギョンスは陰謀に巻き込まれていく。

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 韓国映画って本当に面白いですね。面白い作品のみ入ってくるのでしょうけど、それにしてもレベルが高くて嫉妬します。

 本作は緊張感がたまりません。薬屋のひとりごとというアニメを見ている最中ですから、卑しい身分はちょっとしたことですぐに命を落とすわけですよ。死と栄達が両隣にある世界でギョンスがあたふたする様子はこちらの心労が絶えません。

 真相を知る場面があります。ギョンスの所作で他人の命が簡単に消えていきます。あれはたまんないですね。ギョンスには助かってほしいけど、できればあの人とこの人もこの窮地を脱してほしい。そんな願いは儚いものでございます。

 最後の場面、ギョンスがアレをやっちゃうわけですが、納得いきません。ギョンスにはそんなことをやってほしくなかったのですが、皆様の感想を見ていると最後のアレをかなり好意的に受け止めているようですね。そうなのかなぁ。それでいいのかなぁ。私はアレを復讐として捉えましたが、そうでもないようですね。

映画「ドッグマン」鑑賞感想

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2024年3月日本公開

監督、脚本:リュック・ベッソン

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あらすじ:1台のトラックが警察によって止められた。荷台には大量の犬がいた。運転していた女装男性は拘置所へ移された。精神科医のデッカーに彼は半生を語りはじめた。それは壮絶な内容だった。

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「規格外のダークヒーロー爆誕

 この売り文句に騙されました。犬を使って悪い奴らを殺しまくるのだろうと思っていました。一部はそのとおりなのですが、概ねは異なりました。犬を自由自在に操る男の半生が語られるだけの映画です。これはこれで面白いけど、ラーメン屋へラーメンを食べに来たのにチャーハンを出されたから困惑しながら食べる感じです。

 彼の半生があまりにも壮絶すぎるのでこれからご覧になる方は覚悟してください。

 彼にとって犬は愛する家族であり友人のようですけど、彼は犬を道具として扱っていませんかね。

 こんな宣伝にしたのは日本の配給会社ですか。それとも本国の製作会社の指示ですか。リュック・ベッソンが私に挑戦してきたのか、それとも配給会社が挑戦してきたのか、どちらでしょうか。

 ところで、最後の教会前の場面はどういう意味でしょうか。

 あと、阪神タイガースのユニフォームを着ていた奴がいましたよね。見間違いかなと思ったけど、明らかに阪神タイガースですよね。

映画「ゴールドボーイ」鑑賞感想

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2024年3月公開

監督:金子修介

原作:ズー・ジンチェン

脚本:港岳彦

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あらすじ:沖縄の政財界を牛耳る東一族に婿養子と迎えられていた東昇は義理の父母を殺害した。完全犯罪となるはずだったが、中学生の少年少女に目撃した上に撮影していた。複雑な家庭環境にいた彼らは東昇を脅迫し、今の環境を脱するための大金を手に入れようとするが、果たして。

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 少年のひとりである朝陽くん。めちゃくちゃ悪い奴やんけ。

 少しずつ朝陽くんの本性が明らかになっていきます。毎度鈍くてミステリなんて結果がわかるまでボケーッとしている私ですが、今回はなんだか気持ちいいくらいに朝陽くんの過去や彼の仕掛けたトリックに気づきました。ミステリがわかるってこんなに気持ちいいものなんですね。

 金子修介監督作品ということで、これもまた朝陽という怪獣の映画なんですかね。演技が嘘くさいなど良作とは言い難いけど、個人的には謎解きできてしまったのが嬉しすぎて良作です。

 沖縄の現状や風土を窺い知るにはお手軽な作品だと思います。

小田急全駅下車の旅 第4回(全4回)

小田急善行駅。構内の駅名標しか撮らないのは手抜きです。ただし、改札口はしっかり通過しています。

藤沢本町駅

↑本鵠沼駅。「ほんくげぬま」なのですが、今まで「うぬま」と読んでいました。ごめんなさい。

鵠沼海岸駅。これにて小田急全駅下車です。

↑最後にとんかつ。

小田急全駅下車の旅 第3回(全4回)

小田急中央林間駅

小田急鶴間駅アイホンのレンズに霧がかかってしまいました。

小田急大和駅。こちらでもレンズの霧は消えず。

高座渋谷駅

六会日大前駅。むつあいにちだいまえ。読めません。

小田急全駅下車の旅 第2回(全4回)

小田急螢田駅

小田急足柄駅。JR足柄駅とは直線距離で約17キロ離れています。

開成駅前の古いロマンスカーロマンスカーといえば小田急の特急列車です。

渋沢駅

渋沢駅近くでラーメン。