やくもとうずしおをがっつりと

目指していた国道完走と鉄道完乗は終わりました。日本のすべての国道を走り、鉄道に乗ったのです。

映画「華麗なるギャツビー」を観た感想(ややネタバレ)

 2013年アメリカ製作。バズ・ラーマン監督。F・スコット・フィッツジェラルドの小説「グレイト・ギャツビー」の映画化だが、5度目のリメイク。
 1920年代のアメリカを舞台に、大富豪ギャツビーら上流階級の人間たちの愛と偽りに満ちた世界、華やかな成功とその裏に潜む苦痛や苦悩を描き出す。ギャツビー役にレオナルド・ディカプリオ語り部的な役にトビー・マグワイア、2人の男の間で揺れる女性デイジーキャリー・マリガン、他。

 何よりも映像が美しいです。豪華絢爛な、無茶苦茶とも言えるパーティの映像がすばらしいです。呆然とするというか、観ているこちらも笑顔になるくらい、観ていて楽しい映像でした。それに、幻想的でもあります。
 パーティで使われている音楽が1920年代とは思えないような現代風のものでして、それが不協和音になっていません。昔の公開であれば耳障りな音楽だったでしょう。でも、現代だからこそこの音楽で良かったのだと思います。
 ところで、ギャツビーはひとりの女性を追いかけているがために、ブッ飛んだ生活をしているようでもあります。その女性を演じているのがキャリー・マリガンです。この俳優がまさか2012年公開ドライヴの人だったとは。なんか、全然違う感じです。
 ギャツビーの予告で既に私はこの女性に目を奪われていましたが、作品によってこんなに違ってしまうものでしょうか。今作では本当にかわいいです。
 ギャツビーは何も得られずにこの映画は終わります。デイジーを奪い返すことができないままでした。むしろ、デイジーは人をひき殺してしまいますしね。
 まあ、ギャツビーが富豪になったその方法が汚いから何も得なかったのは良いとして、デイジーを奪った男のほうに何も悪いことが起きなかったのは残念でした。この男は浮気もしていたのですよ。
 このあたりは後味の悪い終わり方です。
 レオナルド・ディカプリオは良い映画ばかり出ますね。大俳優です。レオ様とか言われていけ好かない感じがしていましたが。
 トビー・マグワイアがディカプリオとキャリー・マリガンを二人きりで会わせるために手を打ちます。マグワイアの自宅でのお茶会です。そのときのディカプリオが人間味あふれすぎるただの男でした。この場面が一番のおすすめかもしれません。
 華麗なるギャツビーは、本当に華麗でした。(181、2013年6月映画館にて鑑賞)