195.黒い罠
1958年アメリカ。オーソン・ウェルズ監督。チャールトン・ヘストン主演。アメリカとメキシコの国境地帯を舞台にメキシコ人麻薬捜査官が悪徳警官の不正捜査を追及する。
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オーソン・ウェルズといえばラジオドラマ『宇宙戦争』を放送して本物のニュースと間違われた人ですね。映画監督もやっていたのですか。しかも、今作では悪徳警官役で出演しています。
前半がわかりにくいです。だけど、それが後半で理解できると思います。後半は怒涛の勢いですけどね。アメリカとメキシコの境を舞台にする映画は多く、また、名作の比率が高いですね。
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196.或る殺人
1959年アメリカ。オットー・プレミンジャー監督。
弁護士ビーグラー(ジェームズ・スチュワート)は検事を辞職し、弁護士を開業したが閑古鳥だった。ある晩、昨日の殺人事件の犯人の妻から弁護の依頼があった。夫の陸軍中尉マニオンは妻ローラをレイプしたという知人バーニーを射殺したのだ。検察は、ローラがバーニーと不倫関係にあったと主張し、切れ者の州控訴局長ダンサー(ジョージ・C・スコット)がビーグラーと対決するが、彼らは素早く状況証拠と証人を確保し、レイプの事実を立証する。
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夫が妻をレイプした知人を殺した事実は間違いないものですから、いまいち法廷ドラマとしてはしっくりきません。
突然発作的に殺人を犯してしまったことを立証しようとしたり、そのあたりも理解に苦しみます。
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198.カサブランカ
1942年アメリカ。マイケル・カーティス監督。ハンフリー・ボガード主演。
第二次大戦の1940年、フランス領モロッコのカサブランカは欧州から脱出したい人々であふれていた。そんなカサブランカでリック(ハンフリー・ボガード)は酒場や賭場を開いていた。そんなある日、反ナチ連合リーダーのラズロ(ポール・ヘンリード)が妻のイルザ(イングリッド・バーグマン)を連れてリックの前に現れた。イルザはかつてリックの恋人だったため驚いたのだったが。
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出ました、「君の瞳に乾杯」と「そんな昔のことは覚えていない」。ネタでしか言えませんわ、こんなセリフ。愛した女のために命を張りましたなあ。
警察署長も最後の最後、土壇場でリックを助けますし。
ちなみにカサブランカの空港に現れた双発機はエールフランスだそうです。当時としてはみんなの救世主だったわけですね。