やくもとうずしおをがっつりと

ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

映画「スパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーバース」(吹替)鑑賞感想

ポスター画像

2023年6月日本公開

監督:ホアキンドス・サントス、ケンプ・パワーズジャスティン・K・トンプソン

脚本:フィル・ロードクリストファー・ミラー、デビッド・キャラハン

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あらすじ:マルチバーススパイダーマンたちと出会ったマイルスはスパイダーマン2099ことミゲルに疑問を持つ。ミゲルから逃げ出したマイルスは大勢のスパイダーマンに追われるもなんとか自分の世界へ戻ることができた。ところが、その世界は。

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 あらすじを書いてしまうとかなりのネタバレになってしまうじゃないですか。どうしたもんですかね。

 たいへん高い評価を得ている本作ですが、私の場合は絵が常に見づらくてお話があまり入ってきませんでした。メガネをかけずに3Dを見ているような焦点の定まらない状態にしか見えませんでした。入る劇場を間違えたのか、3Dメガネをもらい損ねたのか、などと考えてしまいまして、チケットを再確認しました。

 この絵は……そんなにすごいんですか。

 次作でどのようなまとめ方をしてくれるのか、それ次第で私の本作の感想は大きく変わりそうです。とはいえ、マイルスがやろうとしていることこそが絶対正しいと思っていますのでマイルスがんばれ! あきらめずにがんばってくれ! 私はマイルスを応援しています。

 スパイダーマンは伯父やら近しい大切な人物が死んでこその作品だなんて私はそんなの絶対に許せないというか、これからのスパイダーマンは誰一人として犠牲にしない作品になってほしいし、スパイダーマンには悲しい運命を背負ってほしくありません。明るく楽しく、つらさを背負わずに世界を救ってほしいです。

 今作におけるミゲルの言っていることなんてスパイダーマンのファンやら読者やら観客の押し付けみたいなものでしょうよ。スパイダーマンはこうあるべきというファンの勝手な希望でしかないでしょう。そんなものはマイルスに打ち破ってほしいです。

 私は新しいスパイダーマン像の誕生を期待します。