やくもとうずしおをがっつりと

ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

映画「アバター ウェイ・オブ・ウォーター」(3D吹替)鑑賞感想

ポスター画像

2022年12月日本公開

監督:ジェームズ・キャメロン

脚本:ジェームズ・キャメロン、リック・ジャッファ、アマンダ・シルバー

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あらすじ:地球からはるか彼方にある星、パンドラで元海兵隊のジェイクは原住民の一員として部族を率いて家族を作っていた。地球人が再びやってきたが、彼らはジェイク殺害を作戦の第一目標に掲げていた。それを知ったジェイクは家族とともに森を離れて群島で暮らす部族へ身を寄せることにしたが、そこへもスカイピープルの手は伸びてくるのだった。

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 ハイフレームレート上映で鑑賞です。映像がめちゃくちゃ美しく、埃のように小さな虫まで表現されています。ただ、映像の美しさには正直なところ10分ほどで飽きました。

 前作で問題になっていた物語については少し改善されましたが、長い! 長すぎる!

 驚異の192分です。今年見た映画の中で最長です。今作の物語も120分に短縮できると思います。ひとつひとつの場面が冗長です。無駄です。映画館にとっても回転率が下がるので迷惑です。クソみてえなお話をだらだらと192分も見せられてうんざりです。言い過ぎました。そこまで良いわけでもない物語をだらだらと192分も見せられてうんざりです。同じ場面の繰り返しが多すぎます。同じ人物が同じ方法で繰り返し拘束されるし、ロアーク関連の事件も2度あれば十分です。

 ここはうまいんじゃないですか? っていう部分もあったんですが、長すぎてどういう場面だったのか忘れました。

 ジェイクの息子のロアークは、扱いが惨いとは思いませんか。これだけ父や周りから邪険にされたらきっと最後はすさまじい大活躍をして部族を率いる次世代の族長になるんだろうなあと思っていたら、そんなものはまったくなくスタッフロールへ入りました。ロアークの行動は前半で多少悪いところもあったけど後半は悪いことなんかしていないし、父も海の部族の族長もロアークに謝るべきです。同世代の仲間ができたのは救いです。

 クライマックスでジェイクの妻がスパイダーに取った行動も謝罪すべきです。

 昔、白人が捕鯨をしていて脳油だけ回収してそれ以外はすべて捨てていたのですが、今作でも同じことを見せられたのは、白人も少しは反省しているんだなということで溜飲が下がりました。捕鯨用の銛が日浦というメーカーだったのは笑いましたが。

 入場特典で3Dメガネが配布されました。これってクレームになりませんかね。一部の映画館では3Dメガネを観客に100円で買わせていますが、特典でメガネをもらえるなら買う必要がなくなるのですよ。私の場合は事前にメガネを持っていたから100円は払っていませんが、観客の怒りを買うことになりませんかね。