やくもとうずしおをがっつりと

ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

映画「ハッチング 孵化」鑑賞感想

2022年4月日本公開

監督:ハンナ・ベルイホルム

脚本:イリヤ・ラウチ

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あらすじ:一見幸せそうな家庭に突然カラスが飛び込んできた。大切な家具を壊したカラスを、母は笑顔を浮かべて殺害した。その後、娘のティンヤは森で死んだはずのカラスを見つけ、その巣から卵を見つけた。ティンヤは卵を大切にあたためて、孵化させた。怪物が出現したが、ティンヤは遠ざけようとせずに育てた。それ以来、彼女の周囲で残虐な事件がたびたび起きるようになった。

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 このお母さんがめっちゃ怖いです。ヒトコワです。

 この映画に出てくる男たちは皆無難なことしかしないというか、女を俯瞰しているような立ち位置でしょうか。お父さんも、もうひとりの男も、かわいそうといえばかわいそうに見えなくもない、といったところでしょうか。

 とにかくお母さんが怖いので、生まれてきた化け物なんかちゃんちゃらおかしいですな。

 私の真後ろに座っていたお客さんが、びっくりする場面でいちいち私の座席を蹴ってきました。かなりびっくりしていたようです。蹴られた私がびっくりしますわ。3回目の蹴りはさすがに予想できました。この場面は蹴られるだろうな、ドン、やっぱりな。

 勘弁してください。



映画「クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝」鑑賞感想

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2022年4月公開

監督:橋本昌和

脚本:うえのきみこ橋本昌和

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あらすじ:野原家にちよめと名乗る妊婦がやってきた。珍蔵という5歳の男の子としばた産婦人科医師もいっしょだ。5年前、しんのすけと珍蔵を取り違えたという。そこでちよめは野原家に居候しようとした。だが、その夜、忍者の集団が野原家を襲撃した。その隙にちよめはしんのすけを連れて忍者の里へ行ってしまった。それらはすべて地球の大気流動や潮汐などの元になるニントルを封じている栓を守るためだという。果たして、栓は守られるのか。親子は再会できるのか。

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 冒頭1分のしんのすけ出産場面は泣けます。

 泣くといえば、まさかの事態が起きました。なんと、しんのすけが泣いたのです。両親と離れて忍者の里で暮らす日々に寂しさを覚えたしんのすけが泣いたのです。これは史上初ではありませんか。

 とはいえ、子供たちが呼び出した動物たちに必然性がない、忍者の里の子供たちが協力していない、頭領が放り出されるまで時間がかかりすぎるなどなどの物語の粗が目立ちます。予告では、しんのすけは野原家の子供ではないと言っておきながら本編では観客に分かるようにすぐネタバラシしていました。知らないのは野原家だけです。そういうところもどうにかならなかったのですか。去年のしんちゃんに比べると面白くありません。

 来年のしんちゃん映画はまさかのCGですか?

映画「仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル」鑑賞感想

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2022年3月公開

監督:田崎竜太

脚本:毛利亘宏

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あらすじ:仮面ライダーオーズこと火野の戦いが終わった10年後、800年前の古代オーズが復活した。残り少なくなった人類だったが、それでも火野やかつての仲間たち、さらにアンクが古代オーズを倒すために戦う。

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 テレビのほうでアンクが死んでお話は終わったわけですが、今作ではアンクがよみがえり、その代わりに火野が死にました。

 この脚本、ひどくない!?

 誰も何とも思わなかったんですか?

 テレビのエンディングはいったい何だったんですか。当時のお別れはいったい何だったんですか。何の意味もないじゃないですか。

 それ以外にも、人類は残り少なくて世界は荒廃していると言いつつ、街の灯りが見えてますよ。車が走ってますよね。そういうところをちゃんとしてください。敵の目前でだらだらしゃべっているのもいい加減うんざりです。撮影に使っている工場敷地もいつもの場所なのでうんざりです。

映画「親密な他人」鑑賞感想

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2022年3月公開

監督、脚本:中村真夕

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あらすじ:息子の心平を捜索しているという母の石川恵。ある日、息子と会ったことがあるという青年:井上が石川に接触してきた。石川には彼の姿が息子と重なるようで、ネットカフェ暮らしの井上を自宅に住まわせるようになった。奇妙な同居が始まった。

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 サスペンスです。石川と井上にはそれぞれに秘密がありまして、井上側はすぐにわかりますが、石川側は最後に判明します。

 オレオレ詐欺に制裁を加えるお話です。あと、作中でもコロナ禍であり、それが効果的な演出になっています。

 石川を演じている黒沢あすかさんの演技があまり受け付けないのですが、映画そのものは面白いのでぜひご覧ください。だけど、おそらくヒトを選ぶ作品でしょう。もし面白くなかったらごめんなさい。黒沢あすか主演というのもありますが、冷たい熱帯魚のようでもあります。

 果たして心平くんは見つかるのでしょうか。

 カミソリが恐いですね。散髪屋さんでカミソリを使って髭剃りしてもらうのは今後断ろうかな、なんて。

 

映画「名探偵コナン ハロウィンの花嫁」鑑賞感想(ややネタバレ)

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2022年4月公開

監督:満仲勧

脚本:大倉崇裕

原作:青山剛昌

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あらすじ:3年前の連続爆破事件と酷似した爆弾が再び仕掛けられた。降谷零と同期だった松田刑事が関係しているようだ。江戸川コナンは降谷や佐藤刑事らと協力して事件を追い、やがてロシア人の仮装爆弾魔「プラーミャ」へ行きつく。

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 原作未読です。テレビは90年代なら見ていたけれどそれ以降は全然見ていません。映画は本作前に一気見しました。クライマックスで流れる歌付きコナンメインテーマは好きです。緋色の弾丸は劇場版コナンの中で最も良い作品だと思いましたが、今作はどうだったのでしょうか。

 いつもの冒頭、コナンのメインテーマが流れて映画のタイトルが出るはずだったのに出ませんでしたね。一瞬見逃しましたかね。メインテーマもほとんど流れていなかったような気がします。「真実はいつもひとおおおおつ」というのがここ10作品くらいで叫ばれていますが、今作では「いつもひとぉつ」でした。でも、緋色の弾丸も「いつもひとぉつ」でしたね。

 博士のいつものクイズが今回は終盤でした。

 蘭ねえちゃんがメモを見ていたので、それがどのように影響するのかと思いきや後出しだったじゃないですか。すぐに目暮警部に報告するのだろうなと思っていたんですがね。そのメモに書かれていたものをコナン君が「円マークじゃなかったのか」と言いました。見ている観客は誰もそんなことを思っていなかったはずです。今回のコナンの推理はザルでした。調子が悪かったのですかね。コナン君が警察に混ざって堂々と行動していたので緊張していたのかもしれません。

 花嫁を泳がせていたというけれどとてもそんなふうには見えません。泳がせていたなら渋谷の通りに設置された爆弾の液体を阻止できたはずです。そもそも犯人ひとりでどうやって渋谷に大量の液体を設置できたのかという問題もあります。推理を披露する場面では、結局花嫁が自分からすぐにしゃべってしまいました。最も重要な場面だと思うのですが、ないがしろにされているじゃないですか。

 爆弾の液体を中和する薬剤も短時間で用意できた理由も謎です。ちなみに、中和する様子はシン・ゴジラみたいですね。

 ヘリが墜落していくとき、渋谷には大勢の群衆がいました。落ちてくるヘリを見ながら「ヤバくない?」とか言っていたのに、墜落した瞬間、渋谷には誰ひとりいませんでした。渋谷を覆いつくしていたあの群衆が1分以内に消えるなんて、おかしいじゃないですか。

 拳銃の威力に詳しいコナン君のはずなのに、弾が車のボディを貫通しないところも解せません。

 さすがに今作の脚本はおかしな点が多すぎます。初めて映画館で観たのにがっかりでした。

映画鑑賞感想/名探偵コナン劇場版24作品

名探偵コナン 時計じかけの摩天楼

1997年 監督:こだま兼嗣

 原作未読です。まだ見たことがありませんでした。タイトルが読んだままなんですね。興行成績が歴代最低です。クレヨンしんちゃん興行収入は低迷していますが、コナンは安定していて2015年から急激に伸びています。

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名探偵コナン 14番目の標的

1998年 監督:こだま兼嗣

 原作未読です。標的と書いてターゲットです。冒頭の説明は毎回やってるんですかね。パトカーが日産スカイラインなのは良い選択です。高木刑事と佐藤刑事はまだ出てこないんですか。ヘリポートでの銃撃はひでえ展開ですな。他にどうにかならんかったのですか。蘭ねえちゃんの空手はお預けです。それにしても犯人にこれだけは言いたいです。「どこまでも手間のかかることを!」

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名探偵コナン 世紀末の魔術師

1999年 監督:こだま兼嗣

 原作未読です。急に作画が良くなりましたよね。前作の興行成績が良かったから力を入れたんですかね。この時期なら東海道新幹線の主力は300系になっているはずですので100系とか0系とかは出さなくていいです。灰原と服部が出てきましたね。だんだん小生の知っているキャラがそろってきました。それにしてもこいつら、素手で触りすぎです。

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名探偵コナン 瞳の中の暗殺者

2000年 監督:こだま兼嗣

 原作未読です。ついに出た、蘭ねえちゃんの空手。あんな厚いナイフを折るなんて、おそろしいねえちゃんですわ。佐藤刑事も出てきたのでこれで全員そろいました。

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名探偵コナン 天国へのカウントダウン

2001年 監督:こだま兼嗣

 原作未読です。ビルからビルへ車で飛ぶのはワイルドスピードで見たことがあります。ワイスピの車に比べたらパワーが足りませんなあ。灰原を好きになっている男がふたりいますが大丈夫ですか。

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名探偵コナン ベイカー街の亡霊

2002年 監督:こだま兼嗣

 原作未読です。今作からコナン君の使っているメカの説明が冒頭からなくなりました。コナンの正体を知っている父母、もうちょっと助けてくれてもいいじゃないですか。真剣に黒の組織を調べて息子を助けてやればいいのになあと思う今日この頃です。見ているこっちは犯人がわかっているなど一風変わった作品でした。

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名探偵コナン 迷宮の十字路

2003年 監督:こだま兼嗣

 原作未読です。前作になかったメカの説明を今作では服部がやっています。幼い少女がくずはだということになぜ気づかない!? あと、絵の謎を8年間も気づかなかったこいつらはだいぶアホでございます。なぜ気づかない!?

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名探偵コナン 銀翼の奇術師

2004 年 監督:山本泰一郎

 監督が変わりましたね。2階席にスーパーシートを持つ国内線用機材は実際はありません。それにしてもジャンボジェットが日本の空から消えたのは悲しいですね。2001年以降なのに操縦室へ無関係を入れるのは法規違反じゃないですかね。なぜ八雲に降りないんですかね。八雲ならギリギリいけますよ。あと、この映画も北海道のサイズを間違えています。札幌から室蘭まで遊びに行くやつがあるかよ。というわけでB747-400Dでした。

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名探偵コナン 水平線上の陰謀

2005年 監督:山本泰一郎

 船のエンジンがあんなことで爆発するわけないんですが、映画なのでヨシとしましょう。この船は二重底になっていないようですが、かなり古い船なのでしょうね。ところで、源太くんは何か大きなストレスでも抱えていらっしゃるのでしょうか。誰か助けてあげてください。毛利のおっちゃんが大活躍でした。

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名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌

2006年 監督:山本泰一郎

 この世界は爆発物が簡単に手に入りますね。犯人は、どこまでも手間のかかることをやってくれます。あと、ヘビをデザインされたジェットコースターには小生は乗れません……と思ったらまだ終わっていませんでした。花火でした。

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名探偵コナン 紺碧の棺

2007年 監督:山本泰一郎

 佐藤刑事のRX7キターッ! 劇場版では初登場でしたね。アメパトもしくは西部警察みたいなサイレンでした。さて、このような指紋の採取は違法です。裁判で証拠採用されません。

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名探偵コナン 戦慄の楽譜

2008年 監督:山本泰一郎

 工藤君はバイオリンも弾けるというのですか。絶対音感に近いものも持っているじゃないですか。何でもできるのですね。バケモンです。嫉妬します。ホームズも何でもできるんでしたっけ。蘭ねえちゃんは彼の帰還を落ち着いて待っていただきたいと思います。

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名探偵コナン 漆黒の追跡者

2009年 監督:山本泰一郎

 自分の身が危なくても工藤君は必ず助けるのです。それでも自分の正体が知られないように対策は立てようとしているのですが。彼の崇高な精神に敬服いたします。それでも今回はかなり危なかったですね。群馬県警はトンだとばっちりでした。

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名探偵コナン 天空の難破船

2010年 監督:山本泰一郎

 コロナ禍でなければ全然違う映画に見えたかもしれません。キッドを新一だと思った蘭ねえちゃんはいったいどうしてしまったのでしょうか。らしくないですね。

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名探偵コナン 沈黙の15分

2011年 総監督:山本泰一郎、監督:静野孔文

 おっちゃんの声が変わりましたね。おっちゃんもいい加減学習してコナン君を利用することを覚えたほうがいいと思います。勘のいいガキに代わりに推理してもらうのです。そうすればいろいろうまくいきますよ。それにしても蘭ねえちゃんには正体を明かしてもいいと思います。きっと正体をうまく隠してくれるはずです。そのほうがずっとやりやすいでしょう。ああ、そうか、作中では全然時間が経っていないから正体を隠す必要があるんですね。

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名探偵コナン 11人目のストライカー

2012年 総監督:山本泰一郎、監督:静野孔文

 目立ちたがり屋のコナン君、派手なことをしてはいけません。なんと、今回は爆弾の入手方法について言及していました。今までそんなことはなかったので珍しいというか、初めてのことだと思います。

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名探偵コナン 絶海の探偵

2013年 監督:静野孔文

 北海道のでかさを舐めてるのと同じことをやらかしていませんかね。舞鶴、京都、大阪、関空、この世界ではかなり近いようです。あと、海上保安部がかわいそうです。他に違う脚本にできなかったのでしょうか。最後に、蘭ねえちゃん、毎回たいへんですね。

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名探偵コナン 異次元の狙撃手

2014年 監督:静野孔文

 ファンタジー作品として割り切らないといけません。リアリティを気にしていたらどうにもこうにも見ていられません。

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名探偵コナン 業火の向日葵

2015年 監督:静野孔文

 毎回巻き込まれる旅客機やその他諸々の被害が甚大で、たいへんでございます。絵の300億、身代金100億、旅客機200億などの諸々1000億の被害が出ているでしょう。

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名探偵コナン 純黒の悪夢

2016年 監督:静野孔文

 カーチェイスに巻き込まれた車がかわいそうです。医療費や修理費の弁償をまったく期待できません。それにしてもこの観覧車は実現したら良さそうですね。

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名探偵コナン から紅の恋歌

2017年 監督:静野孔文

 また京都ですか。たまには九州とか北海道へ行きましょうよ。北海道は行きましたね。さて、本作から今年公開作品にかけて興行成績が段違いで伸びていきます。伸びる要素がどこにあるのでしょうか。平次とカズハはどうぞお幸せに。

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名探偵コナン ゼロの執行人

2018年 監督:立川譲

 コナンの正体が蘭ねえちゃんにバレてお子様状態の新一とあれこれする様子を是非とも見たいのですがダメでしょうか。ところで、灰原はすっかり3人の保護者ですね。もうひとつ、片目のおっさんは何者ですか。

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名探偵コナン 紺青の拳

2019年 監督:永岡智佳

 ついにやってきました、初の海外です。シンガポールにとってはどえらい迷惑です。蘭ねえちゃんがよその男とくっついてしまって、おのれ! ところで、今作の園子はかわいかったですね。

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名探偵コナン 緋色の弾丸

2021年 監督:永岡智佳

 テレビつけてもいい?と聴いて、いいよと許可もらったときのコナン君、かわいいですよね。それにしても、やっぱり推理ショーはこうでなくっちゃいけませんよね。探偵のドラマなんですから。いけるのか、いけないのか、ギリギリのドキドキもあるのでよくできた作品だと思います。車内の解決編から横浜の追撃編まで良い流れになっています。赤井ファミリーとコナン君と蘭ねえちゃんと少年探偵団による追撃、コナン君と赤井ファミリーの秘密の多層構造はなかなかよくできています。今作が最もよくできた劇場版コナンでしょう。ハロ嫁より良作です。大惨事になってますけどね。というわけで、世良真純がかっこよかったです。ありがとうございました。

映画「バーニング・ダウン 爆発都市」鑑賞感想

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2022年4月日本公開

監督:ハーマン・ヤウ

脚本:ハーマン・ヤウエリカ・リー、エリック・リー

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あらすじ:爆弾処理班として数々の事件を解決してきたフォンは爆弾解体中に片足を失った。義足でも任務をこなせるように訓練したが、警察上層部はフォンを広報へ復帰させようとした。それに反発したフォンはクビになった。その後、香港では組織的な爆発事件が続いたが、なぜかフォンが現場で目撃された。そのうちの一件で彼は爆発に巻き込まれて記憶喪失となるが、組織が彼を逃がそうとした。いったい何が起きているのか。恋人であり対テロ部隊班長と、爆弾処理班の友人が彼と接触しつつ組織の爆弾設置を阻止しようとする。

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 ハーマン・ヤウという監督を全く知らないのですが、人肉饅頭の監督だそうです。その情報だけで、この映画がどれほどヤバいのかがわかりますね。

 もうひとつの情報として、本作は続編です。続編ですが、前作を見なくてもまったく問題ありません。続編ということになっているけれどリブート作品です。前作は見ていません。

 この映画はめちゃくちゃです。何から何までめちゃくちゃです。前作のほうがもっとめちゃくちゃらしいのですが、これ以上のめちゃくちゃとはいったい何なのでしょうか。あまり言ってしまうとネタバレになってしまうので申しかねます。

 冒頭がいきなりたいへんなことになりますが、いやはや、どうしたものか……。面白い作品ですのでぜひご覧くださいと申し上げたいのですが、このめちゃくちゃを楽しめるかどうかだと思います。爆発しまくり、爆弾処理のためなら手段は選ばないということ以外に、脚本などなどもめちゃくちゃです。そこを何卒楽しんでください。

 さすがに人肉饅頭監督ということで、フォンの失われた片足の造形がかなりリアルです。

 主演のアンディ・ラウが60歳!? 嘘でしょ!?