2022年4月日本公開
監督:ハーマン・ヤウ
・・・
あらすじ:爆弾処理班として数々の事件を解決してきたフォンは爆弾解体中に片足を失った。義足でも任務をこなせるように訓練したが、警察上層部はフォンを広報へ復帰させようとした。それに反発したフォンはクビになった。その後、香港では組織的な爆発事件が続いたが、なぜかフォンが現場で目撃された。そのうちの一件で彼は爆発に巻き込まれて記憶喪失となるが、組織が彼を逃がそうとした。いったい何が起きているのか。恋人であり対テロ部隊班長と、爆弾処理班の友人が彼と接触しつつ組織の爆弾設置を阻止しようとする。
・・・
ハーマン・ヤウという監督を全く知らないのですが、人肉饅頭の監督だそうです。その情報だけで、この映画がどれほどヤバいのかがわかりますね。
もうひとつの情報として、本作は続編です。続編ですが、前作を見なくてもまったく問題ありません。続編ということになっているけれどリブート作品です。前作は見ていません。
この映画はめちゃくちゃです。何から何までめちゃくちゃです。前作のほうがもっとめちゃくちゃらしいのですが、これ以上のめちゃくちゃとはいったい何なのでしょうか。あまり言ってしまうとネタバレになってしまうので申しかねます。
冒頭がいきなりたいへんなことになりますが、いやはや、どうしたものか……。面白い作品ですのでぜひご覧くださいと申し上げたいのですが、このめちゃくちゃを楽しめるかどうかだと思います。爆発しまくり、爆弾処理のためなら手段は選ばないということ以外に、脚本などなどもめちゃくちゃです。そこを何卒楽しんでください。
さすがに人肉饅頭監督ということで、フォンの失われた片足の造形がかなりリアルです。
主演のアンディ・ラウが60歳!? 嘘でしょ!?