2022年4月公開
監督:橋本昌和
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あらすじ:野原家にちよめと名乗る妊婦がやってきた。珍蔵という5歳の男の子としばた産婦人科医師もいっしょだ。5年前、しんのすけと珍蔵を取り違えたという。そこでちよめは野原家に居候しようとした。だが、その夜、忍者の集団が野原家を襲撃した。その隙にちよめはしんのすけを連れて忍者の里へ行ってしまった。それらはすべて地球の大気流動や潮汐などの元になるニントルを封じている栓を守るためだという。果たして、栓は守られるのか。親子は再会できるのか。
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冒頭1分のしんのすけ出産場面は泣けます。
泣くといえば、まさかの事態が起きました。なんと、しんのすけが泣いたのです。両親と離れて忍者の里で暮らす日々に寂しさを覚えたしんのすけが泣いたのです。これは史上初ではありませんか。
とはいえ、子供たちが呼び出した動物たちに必然性がない、忍者の里の子供たちが協力していない、頭領が放り出されるまで時間がかかりすぎるなどなどの物語の粗が目立ちます。予告では、しんのすけは野原家の子供ではないと言っておきながら本編では観客に分かるようにすぐネタバラシしていました。知らないのは野原家だけです。そういうところもどうにかならなかったのですか。去年のしんちゃんに比べると面白くありません。
来年のしんちゃん映画はまさかのCGですか?