やくもとうずしおをがっつりと

ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

国道制覇率をがっつりと 70号線

 その11で、国道制覇に目覚めたきっかけをお話させていただきました。次に、免許がなければ運転できないし、国道制覇どころの話ではありませんから。そして、マツダを好きになった理由と、その11でお話した旅の話の続きをします。
 私が免許を取得したのは2001年4月です。大学2年目の春です。私は、免許を取るまで車が嫌いでしたよ。私にとって公共交通機関に仇する憎き存在だったのです。免許取るため自動車教習所に通うときも運転するのが嫌で、(ハンドル握るのが怖かったというのもありますし、運転できる自信がありませんでした)学科が終了してようやく運転するため乗りましたから。運転初日、教官から「もっとアクセル踏んで! 大丈夫だからもっと踏んで!」と言われました。結局、運転の実技のほうは一度だけ補講を受けたものの、卒業試験を1度で終わらせました。まあ、それが普通なんでしょうけど、運転するまではこんなにすんなり運転できるとは予想していなかったです。
 さて、それで運転の楽しさを知りましたが、乗りまわせる車はありませんでした。大学が島根で、実家が徳島で、免許を取った直後のゴールデンウイークに実家に帰り、いきなり長距離を運転させてもらえることになりました。高速道路を200キロ走りました。できるもんだねえ。親に「遅い! もっと速く!」と怒られましたが。その年の夏も長距離を運転しました。それも、実家に帰ったとき家族と旅行に行って、高速道路を運転させてもらいました。
 2002年4月、重要な出会いがありました。マツダのクロノスに乗っていた友人との出会いです。彼の影響で私は一気にマツダ好きになりました。マツダ最高! マツダこそ世界に冠たる自動車メーカー!
 車も好きになって、マツダも好きになって、運転でだいぶ調子こくようになって、ついに壮大な旅の計画を練ったのでした。 
 さて、ここからその11でお話した旅の続きになるのですが。旅でレンタルしたマツダデミオですが、旅の最終日に座席がフルフラットになることを知りました。それまで知らなかったので、車中泊が苦痛以外の何ものでもなかったのですが、座席がすべてベッドのように真っ平らになることで、デミオに惚れました。デミオ、やべえ、すごすぎる! と思いました。まあ、他の車でもできるのでしょうけども。
 旅で、デミオのすばらしさに気づきましたが、それ以外に2つのことも知りました。車中泊は夏は無理ということと、車中泊は「道の駅」でするべきだということです。暑いのが苦手な私はこの旅の宿泊で苦しみました。夏の夜は暑いので、車の窓を開けてみたりしましたが、虫が入るわ、保安上の問題があるわ、窓開けても暑いわ、周りがうるさいわ、もうたいへんです。エアコンをつけたかったですが、車のエンジンをつけないとエアコンは効いてくれません。しかし、車のエンジンを夜の間ずっとかけっぱなしにするのはあまりに危険ではないか、と私は思ったので、我慢していました。だから、車の旅は夏を避けることにしました。
 次に、車中泊なら道の駅です。だいぶ道の駅が増えまして、探さなくても地図に載っているし、便利なものです。あと、夜の間も駐車場が閉鎖されることもありません。(ただし例外の場所もある)何よりも、道の駅にはなぜか暴走族やうるさい車が寄りつかない! 他にも車中泊している車がいて、親近感が沸いて、安心して車中泊できます。
 この旅でいろいろと学習しました。国道制覇への野望がガンガン高まっていったのでした。その13へ続く。