2019年5月公開
監督:中田秀夫
脚本:杉原憲明
原作:鈴木光司「タイド」
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あらすじ:記憶のない少女を医師の秋川が担当する。一方で秋川の弟が行方不明になった。
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映画が終わりまして、劇場から出るとき周りから「怖かった」「今夜寝れん」という声がけっこうな数聞こえてきました。
私の場合心霊動画とか大量に見ているので、映像が作り出す恐怖に慣れていてなんとも思わないのですけども、それにしても今作は怖いどころかびっくりする場面もまったくなかったのですよ。効果音や音楽の音量がでかすぎて耳が痛いです。ケータイの着信音が特に大きいです。
マジですか、私が慣れすぎているのですか、それとも、いやいや、でも、私はヘレディタリーが怖かったですよ。
さて、今作ですが、ツッコミどころが多すぎます。まず、医師の秋山が医師らしいことを何もやっていません。それ以外にもいろいろ気になります。池田エライザ演じる秋山の服がダサいです。前半で着ていた黒っぽい花柄の服なんて特にダサいです。ダサいといえば「どこから入ったんだ!」というセリフもクッソダサかったです。
洞窟の場面ですけどね、今夜は大潮だからその洞窟がいつもよりも大きな満ち潮によって海水が入ってくると言っているのに、そんなこと全然なかったですよね。なんなんだ、あれはいったい。
まあ、でも、池田エライザはかわいいですな!池田エライザ大好きです。池田エライザのみんなエスパーだよをまだ見ていませんけど。
映画「プロメア」鑑賞感想
2019年5月公開
監督:今石洋之
脚本:中島かずき
原作:trigger、中島かずき
音楽:澤野弘之
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あらすじ:体から炎を出してしまうバーニッシュ出現で世界の半分が焼けた。それから30年、クレイによってバーニングレスキューに入隊した新人ガロと、バーニッシュのリオがぶつかる。
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グレンラガンのようなインフレが後半で起きます。このインフレが必要だったのか、二足歩行の巨大ロボも必要だったのか、グレンラガンの焼き直しでしかありませんよね、これ。それが目的でありそれがやりたかったのですというのであればそれまでですが。
人物の魅力も熱さばかりが目立って、なぜそれをやるのか、なぜそうなるのか、熱さだけでは道理を突破できないでしょう。ガロも熱さだけではなくて冷静さがほしいしその冷静さも兼ね備えていると言われているものの、冷静さではなくて知性が足りなさすぎるなあと思います。ガロの熱さだけではカミナに追いついていないと思いますし、知性を補う鮮血に相当するキャラもいなくて、全体的にきついです。
熱いだけではあかんでしょう。
映画「アベンジャーズ エンドゲーム」(IMAX3D字幕)鑑賞感想(ネタバレ)
6回目の鑑賞です。
5回も見ておきながらIMAXバージョンを見ていないなんてバカなの死ぬのとお叱りを受けました。IMAXを見ざるを得ないと判断して、やってきたのは109シネマズ箕面です。時間的に、鑑賞は箕面ということになりました。
3Dメガネ越しだけど、ホークアイの家族が消えるときの灰が見えました。さすがIMAXですね。
IMAXということは画面の比率が異なるわけですが、それを示すように字幕の位置がけっこう高いところにありました。なるほど、このあたりから下が通常では見えないのだなというわけです。IMAXはめっちゃきれいですね。めっちゃきれいという以外は、なんか違いがわかりません。ただ、逆に字幕の位置が高くてそれが気になります。
インフィニティウォーを見直したあとの今回鑑賞でしたが、ヴァルキリーがどうして生きているのかな、アスガルドの皆さんがなぜ生き残っているのかなと気になります。
あと気になるのは、指パッチンが下手だったとして音を鳴らすことができなければどうなっていたでしょうか。
飯なんですけど、農場のサノスが収穫したフルーツはまずそうではありません。酸味と甘みのありそうな、しかもみずみずしいフルーツじゃないかと思います。そのあと鍋に塩を入れて沸かしていましたが、ちゃんと飯を調理しているということですね。
一方、ブラックウィドウのサンドイッチ(このときのブラックウィドウの舌打ち音がでかい!)、ハルクその他で囲んでいた玉子やパンケーキ等、アントマンが食べ損ねたタコスとコーンチップス、これらがあまりうまそうではありません。
これらの飯については、福田先生のフード理論が通用しないなあと思います。調理している姿があるサノスと、あまりうまそうじゃないアベンジャーズの飯、というわけです。ナターシャは調理しているうちに入りますし一手間かけているのですが、それ以外がダメだなと思います。見た目うまそうじゃないのはああいう国ですから仕方ありません。
ハルクやキャップやナターシャやアントマンが囲んだ飯についてはハルクだけが手をつけていますね。ちゃんと腹を満たしていたのはハルクだけということです。
そういえば、この映画で一番うまそうなのはトニーが振舞っていたココアみたいな飲み物ですね。あー、あと、食べられてしまってもうどんなものかわかりませんがトニーとモーガンが食べたアイスですね。
ココアとアイスはフード理論がバリバリ当てはまる部分でしょう。
はい、というわけで、インフィニティウォーを見直したあとだとトニーが抱きしめたピーターの姿に泣きました。
でも、もう、エンドゲームはしばらくいらないです。ありがとうございました。
映画「空母いぶき」鑑賞感想
2019年5月公開
監督:若松節朗
脚本:伊藤和典、長谷川康夫
原作:かわぐちかいじ
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あらすじ:遠くない未来、過激な民族主義により太平洋進出を狙う東亜連邦という国がフィリピンの東沖に興った。その国が沖縄本島の南にある波留間群島を占領する。戦後初の事態に航空機搭載型護衛艦いぶきが対処することになる。
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原作未読です。
人物の心情変化が急すぎます。あと、本田翼演じる記者が何を考えているのかまったく読めません。それに、総理大臣はこれと言った決断もしていませんし、政府職員が動いていてセリフで外務大臣ががんばっていると言っているだけです。
護衛艦はつゆきと護衛艦しらゆきは実在する名称ですけど大丈夫ですかね。
前半で1発のミサイルを喰らういぶき、1発の魚雷で大破するしらゆきですが、後半では10発のミサイルや10発の魚雷を撃破していきます。なぜ前半ではたった1発を防ぐことができなかったのか、よくわかりません。
「バックやー!」と艦長が叫んでいましたけど、護衛艦だと後進をバックというのですか。アスタンとは言わないのですか。
大丈夫ですか、この映画。
映画「アベンジャーズ エンドゲーム」字幕2D鑑賞感想(ネタバレ)
5回目の鑑賞です。今回は字幕で見ました。
やっぱり吹替のほうが情報量が多いし、字幕は読むのが忙しいので苦手です。ところどころ吹替の場合と意味が異なる部分がありますね。ドクターと社長の1400万回うんぬんかんぬんとか。
石集めを始めるあたりから、さすがに5回目の鑑賞なので飽きてきましたけど、クライマックスで再び楽しく見られるようになりました。でも、もう、いいでしょう。
さて、告白します。モーガンと社長のやりとりを見ていると、嫁と子供が欲しくなりました。最高じゃないですか。
東京での斬り合いですけど、クリント・バートンが何言ってるのかさっぱりわかりませんね。だけど、東京ヤクザの雑魚は吹替も字幕もどちらとも何を言っているのかわかりません。吹替ならクリントのセリフがしっかりと吹替えられているので何を言っているのかわかります。
できれば、IMAXも見たかったのですが、その願いは叶えられそうにありません。
映画「アベンジャーズ エンドゲーム」吹替2D鑑賞感想(ネタバレ)
4回目の鑑賞です。
3時間がびっくりするくらいあっという間です。
最後のカンカンカン!までちゃんと聴いてから席を立ちます。その前のエンドロールで主要キャストのサインが見られるのも最高ですね。
さて、今回の鑑賞では、チャチャチャ!チャチャチャ!チャチャチャチャ!ランチタイム!のところと「マジか」から「おもちゃ全部売っちゃうぞ」のところまでが最高でした。モーガンとトニーのやりとりがあまりにも微笑ましい!
やっぱり3000回ですよ。私なんて600から900というところです。
モーガンの「マジか」を咎めたトニーが「マジ」と言ってしまってそれを聞き逃さなかったモーガンの怒りの表情も最高じゃないですか。
指パッチンしたトニーについて。インフィニティウォーで指パッチンしたサノスは自身の娘の映像を見ていましたね。ならば、トニーも何かしらの映像を見ていたはずですが、そんな様子はありませんでした。でも、監督によると撮影だけはしていたそうですが、編集の段階で切り捨てたとのことです。そのトニーが見た映像とは、モーガンが成長した姿だったそうです。果たしてモーガンはアイアンハートになるのか。気になります。
そのモーガンとトニーの関係について、すっごくいい関係だなと思います。父トニーと娘モーガンは、友達みたいな関係ではなくちゃんと親子関係です。トニーはトニーらしさのあふれる父親です。しっかり教育していますが、その教育がトニーらしいものになっています。夜更かしさせようとはしませんし、ごはんもしっかり食べさせようとします。アイスをあげてしまう甘さはありますが。最高じゃないですか。
そもそも、トニーが亡くなったことでスタークインダストリーはどうなるのでしょうか。現CEOはポッツですよね。だけど、いつまでも続けたりしないということを言っていましたし、次期トップは誰なのか、そのあたりも気になります。
さて、3回目の鑑賞感想ではダンバースについてボロッカスに言いましたけど、ごめんなさい、私の気のせいでした。ローディがキャロルに「いいか、新入りさん、うんぬんかんぬん」がありましてそのあと5年後の集会でキャロルがローディに「幸運を」と言っています。いいやつじゃん、ダンバース。この件もありましたので認めてやってもいいかなと思いました。まあ、でも、「ピーター、それ預かろうか」はめちゃくちゃ高いところから見下ろしている状態で言ったセリフなので少々カチンと来ています。
あとですね、ロケットですね。ガーディアンズオブギャラクシーやインフィニティウォーのときに比べたらロケットがめちゃくちゃ成長しているなあということです。ソーに対して説教しているじゃないですか。しかも消えた仲間たちのことを家族と言っています。各キャラの中でもダントツの高い成長率を達成しているのではありませんか。
映画「名探偵ピカチュウ」吹替2D鑑賞感想
2019年5月公開
監督:ロブ・レターマン
脚本:ダン・ヘルナンデス、ベンジー・サミット、ロブ・レターマン
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あらすじ:父が事故死したという知らせを受けたティムはライムシティへ向かう。父の部屋を調べていると父のパートナーだったピカチュウを発見した。ティムとピカチュウは協力して父のことを調べはじめた。
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ポケモンにつきましてはゲームをやっていません。映画もほとんど見ていませんが、アニメをごく一部だけ拝見しました。ピカチュウの能力が10万ボルトとかなんとか、それ以外のポケモンはまったく知りません。
はい、というわけで、ポケモンがどんな能力を持っているのか少々説明を求めながらの鑑賞となりました。
これといった感想が全然ないんですけど、あの記者志望の女の子がかわいいなあというくらいです。女の子が途中で私も知ってる衣装になったりして、そのあたりも良かったです。
あ、そうそう、クライマックスのたいへんなことになっていくアレですが、インフィニティストーンで世界の半分が消されるアレと似ていませんかね。
以上です。