2023年9月日本公開
監督:チャド・スタエルスキ
脚本:ジェイ・ハッテン、マイケル・フィンチ
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あらすじ:暗殺業界のルールを破り、全世界から追われているジョンは死を逃れるために砂漠や大阪で暴れた。ベルリンで過去の家族と再会し、業界のトップである主席を倒すために家族の契りを結び直した彼は主席との決闘に挑むのだが、果たして。
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面白かったです。
上映時間が169分もありまして、頭おかしいやろと思いましたけど、最後まで楽しめました。2作目と3作目はあまり楽しめなかったのですが、本当に良かったです。今まで見せられたあらゆるアクションを改めて、さらに激しくといった印象です。
大阪での戦いは前半でした。それが面白くて、でも、このあとまだまだ続くのかと想像しながら観ていると飽きてきそうでした。結果的に飽きませんでした。ドニー・イェンとシャミア・アンダーソンがたいへん良かったです。ジョンの味方をしてくれそうだけど、なかなか味方しない……ふたりとも良かったです。
不満としては、ベルリンやパリの戦いは、ベルリンで戦っている! パリで戦っている! というのがよくわかる展開だったのですが、大阪だけは「ここは本当に大阪なのか」という感じでした。道頓堀が少しだけ映し出されていましたが。地下鉄が日本を象徴する場面だったのでしょうけど、全然ちがいますし、パリでも地下鉄の場面があったので台無しです。真田広之とリナ・サワヤマが日本語だったり英語だったりごちゃまぜで会話していたのもどちらかにしてほしかったです。
では、最後に、私のセリフを残しておきますね。
「まさかこうなるとは。今、彼は天国か? 地獄か?」