やくもとうずしおをがっつりと

ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

映画「異動辞令は音楽隊!」鑑賞感想

ポスター画像

2022年8月公開

監督、原案、脚本:内田英治

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あらすじ:豊槻県警で刑事一筋30年の成瀬司は、悪を憎むあまり同僚や部下を怒鳴ったり暴力を振るい、捜査でも手段を選ばない。一方で、警察を騙って老人に電話をかけて家の中の現金などを聴き出し強盗するアポ電強盗が横行していた。ある日、匿名の告発によって成瀬は音楽隊へ異動させられてしまった。果たして、彼は音楽隊でうまくやっていけるのか。強盗は逮捕されるのか。

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 だいぶ泣いてしまいました。

 成瀬さんの気持ちはわかるんですけどねえ、うまく立ち回ってほしかったなあと思います。

 音楽隊でのやりとりと成瀬に起きる変化はなかなかの見ものでございます。説明セリフではなくて映像で見せてくれる部分もあります。

 磯村勇斗さんの泣き方はちょっと下手かなと思いましたがそれ以外は良かったんじゃないでしょうか。あと、あの方をあんな目に遭わせてしまったのは、やりすぎでしょう。他にもいろいろ思うところはありますが、泣かせる場面が多かったので私はやられてしまいました。

 成瀬さんの自宅でテレビを見ている場面がありまして、そのとき流れていた映画がまさかのゼイラムでした。なんという珍しい作品でしょうか。

 撮影の舞台となった豊橋は絵になりますね。豊橋だというのがわかってしまったので、作中の「うちは小さな県警の音楽隊だから」というセリフがあまり入ってきませんでした。徳島県警の規模で考えないといけませんね。