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「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。

映画「スターウォーズ スカイウォーカーの夜明け」(吹替3DMX4D)鑑賞感想(少しネタバレ)

ポスター画像

2019年12月公開

監督:J・J・エイブラムス

脚本:J・J・エイブラムス、クリス・テリオ

音楽:ジョン・ウイリアム

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あらすじ:スカイウォーカー家の物語が終わる。カイロとレイの関係はどうなるのか。忠実なドロイド、優秀な将軍たち、名も無きレジスタンスたち、彼らの努力は結実するのか。

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 1977年に始まったスターウォーズは42年かけて終幕となるようです。スターウォーズに思い入れはありません! ありません! 一番最初のスターウォーズ3作のときは生まれていません、っていうのは言い訳です。だけど、宇宙を駆けずりまわる楽しいスペースオペラでございます。こういうのが見たいんだよねっ! 家系とか、帝国とか、共和国とか、反乱軍とか、戦闘機とか、宇宙戦艦とか、巨大な宇宙要塞とか、そういうのが出てくるから最高じゃないですか。多くのキャラが出てきていろんな星に行ったり来たりで、お祭りです。ところで、ルーカスフィルムのプロデューサーが「スカイウォーカーの物語はまだ続くかもしれない」みたいなことを言っているらしいですよ。

 1978年に子門真人スターウォーズのテーマ曲に、あのテーマ曲に歌詞をつけて歌ったことを皆さんは御存じですか。定期的に話題に上がっているようですね。初めて歌の存在を知ったときは「嘘でしょ」ってなりましたけど、あの子門さんの声でかっこよく歌っているのを聴いていると、「うーん、ちょっと笑う」でした。なにしろ、ダースべーだーを滅ぼすぞって言ってますからね。ライトセイバーを振り回しますからね。笑わずにいられますか。

 では、夜明けのお話に触れていきます。

 何よりレイの出生の秘密が明かされて「はい?」となりました。レイはパルパティーンの娘らしいんですよ。それがカイロのセリフのみで説明されるのでなおさら「どういうことですか? 本当ですか?」となりました。だけど、最終的に、姓を問われたレイはスカイウォーカーと名乗るのでした。出生なんてどうでもいいよね、どうやって生きてきたのか、今はどうなのかってことなんでしょうね、きっと。カイロのほうはスカイウォーカーの血を引いていますけど、そのカイロが死んじゃうのでスカイウォーカー家の血は途絶えました。その血を絶やしてしまって本当に良かったのでしょうか。血は血ということで、継いでいく必要があったのではないかと私は思います。DNAは残さないといけないでしょ。ただし、レイはスカイウォーカーの血を受け継いでいないけどフォースを使いこなすことはできますので新たなスカイウォーカーがレイから始まるのかもしれません。

 カイロ、死ぬんかーい!! 死んじゃったレイをフォースで救ったことにより死んだ感じなんです。カイロはねえ、大きな罪を背負ってしまいましたから、死んで償ったのでしょうかね。それにしても、レイのほうが生き返ったとはいえ、死ぬような状況ではなかったと思いますけどね。シスと激しく戦って、なんかちょっと疲れたなあという感じで死にましたけど、そんなことで死ぬわけないじゃないですか。

 本当に、スターウォーズは次から次へと人物を死なせますよね。それ以上に、次から次へと星を消していますよね。何億が死んでいったのでしょうかね。星は宇宙の貴重な土地であり資源なのだから、そんなに簡単に消したらダメでしょう。こういうところは植民地を経営した英仏と、植民地から収奪したスペインポルトガルの違いで帝国はスペインポルトガルみたいな末路をたどるんじゃないかなあと思うわけです。

 フォースの覚醒においてはヨーダがルークの前に現れて道を示してくれたけど、今作夜明けではレイとカイロのところにヨーダとかオビワンとか師匠が現れてくれなかったのは残念です。

 死んじゃったカイロが心変わりしてレイを助けてシスを倒すのですが、今作のみ見ていると「え、いつ心変わりしたの」となります。前作ではカイロが気持ちを変えそうな雰囲気がありましたけど、それを見ておかないと今作のレイの心変わりが意味わかりません。

 そのカイロがかぶっていたヘルメットですが、何やら特製のようです。ヘルメットをせっせと作る場面がありました。カイロの部下がヘルメットについて「お似合いです」と言ったら宇宙戦艦ヤマトデスラーが幹部を処刑するみたいなことをカイロがやっちゃったのでヘルメットについてはカイロに感想を聞かれても下手に褒めることすらできないようでした。ひどくないですか、カイロのほうから部下に感想を聞いたのに、そして褒めたのに、殺すなんて。ひどいわー。それで、その後ヘルメットについて触れられる場面がいっさいなくて、何だったのでしょうか。

 今作は今作で、行った先の星で新しいキャラが登場しますし、それらがポーの過去と関係していたり、フィンと同じ境遇だったりするわけですけど、今更そんなもん出されても困ります。ポーの過去に関係があったらしいヘルメット女はヘルメットはずして顔全体を見せてくださいよ。見せずじまいじゃないですか。

 シスの大艦隊の場所を示す三角錐について、カイロがそれを破壊しました。そのあとなぜかもうひとつ出現しました。そういうことはやめてほしいですね。実はふたつありましたとかやめてほしいですね。三角錐が破壊されたのなら、大艦隊の場所を探す別の方法を探したらいいのではありませんか。

 それと、C3POの記憶がすべて消えました。消えたというか、やむをえずすべて消してしまうのですが、そのあと記憶の一部が回復します。そもそもC3POのデータを消すことこそがもうやれやれですよ。バックアップとか取っておけばいいのにと思います。

 シスの大艦隊が存在していまして、それがどうやって生み出されたのかわかりませんけど、今作の目標はこの大艦隊をつぶすことにありました。それで、レジスタンスが大艦隊のいるところへ突入しますけど、真正面からいきなりの突入です。そもそも、大艦隊がやすやすとレジスタンスの突入を許すあたりもダメですね。大艦隊のセキュリティが甘すぎます。さらには、旗艦がすぐにわかってしまうあたりもダメですね。なぜ旗艦が知られてしまったのでしょうかね。わかりませんけど。しかも、その旗艦がレジスタンスの侵入を簡単に許すのでした。防衛が甘すぎますね。スターデストロイヤーの急所もバレバレですし。大艦隊はレジスタンスに「どうぞ、撃沈してください」と言っているようなものです。

 スターウォーズは一事が万事、こんな感じじゃないですか。エピソード4とか5とか6とかのときにあった燃える戦闘などなどがありませんから、そういう良いところがありませんから、楽しくない! 今作の戦闘シーンもつまんない! シスの大艦隊を倒すために宇宙のあらゆるところから大勢集まってくる場面がありましたけどエンドゲームぽくて熱かったです。それくらいしかありません。その大勢集まったときに、星ごと消されたはずのポーの過去に関係があったヘルメット女が登場しますけど、どうして生きてたんですか。

 スターウォーズファンはスカイウォーカーの夜明けに納得しているのでしょうか。

 どうせ、20年後にまたリメイクするでしょうし、そちらに期待しましょうかね。