やくもとうずしおをがっつりと

ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

静岡山梨国道攻略の旅 その1

 2015年7月三連休は静岡と山梨の国道を走ってきました。
 まずは、18日金曜の夜、仕事が終わってそのまま旅へ。淡路島を渡って新名神、伊勢湾岸、新東名を経由して富士市へ向かう予定でした。
 台風11号の影響は心配でしたよ。高速道路の通行止が解除されないものですから。それでも旅に出ました。真似しちゃダメよ。結局、淡路島の途中、津名一宮インターで下道に下ろされることになりました。その津名一宮インター出口の渋滞で30分費やして、インターを出てから下道の渋滞で1時間費やして、ようやく明石海峡大橋へ。そのあとすぐに垂水インターで下道へ誘導されるのでした。垂水インター出口の渋滞は20分ほどです。
 地獄はここからでした。
 調べてみると、山陽道中国道阪神高速などほとんどの高速道路が通行止になっているではありませんか。ということは、中国地方からやってきた車で主な道路はたいへんなことになっているだろうと思いました。そこで、地元の人しか知らないような道を選んで宝塚から再び高速道路に入ろうとしたのですが。神戸西部北部の山道をスイスイ走って「おっ、いけそうやな」と思いつつ神戸市北区西下というところの手前までやってきたところで、地獄のはじまりです。
 淡路島の途中からずっと大雨でした。兵庫県の道路が地獄と化したのは台風が置き去りにした大雨のせいです。
 それまでまばらな交通量だったのに、突然山中でストップしました。カーブの連続です。この先がどうなっているのかわかりません。てっきり片側交互通行でもやっているのかなと思っていたら、まったく進まないまま時間がどんどん過ぎていきました。1分間に車4台分くらい進むような状態がずっと続きました。
 そのあとも神戸北部で地獄の渋滞に巻き込まれて身動きできないまま、お知り合いのナビに助けられつつ、渋滞から抜け出して神戸市三宮の東部へ出たのが日付変わって夜中の1時です。淡路島津名一宮インターから三宮まで6時間半かかりました。
 詳しい方ならお分かりでしょうが、津名一宮インターから三宮まで1時間もかからないでしょうかね。
 ちなみにこのまま旅を続けるのはあきらめるどころか、意地になっていました。絶対行くもん!という感じです。お知り合いに西宮のすんげえうまい中華料理屋を紹介してもらって飯を食って、ようやく名神高速へ。そのときは既に夜中の2時半でした。予定どおりならこの時間は既に富士山の麓だったはずですが。

↑西宮の「ひるね」という店。焼き豚がうますぎる!こんなうまい焼き豚は10年に一度やで!
 このお店でほかの客が話しているのを聞きました。この日に姫路からこの西宮まで帰ってくるのに8時間かかったそうです。姫路から西宮まで普通なら1時間もかからないです。
 神戸市内の下道はまさに地獄です。どの車もまったく動かない状況で、もはや道路交通法もありません。赤信号なんかみんな無視していました。交差点がマヒしていました。
 つづく。