映画「ワイルドスピードMEGAMAX」を観てきた感想

Fast Five ワイルド・スピード MEGA MAX オリジナル・サウンドトラック

　ワイルドスピードシリーズの5作目ですねえ。1作目と4作目は観ました。
　1作目や4作目を知らないとわからない部分がわずかながらありますが、まあ、5作目だけ観ても全然問題ないでしょう。ちなみに、スタッフロールの途中で6作目の予告らしきものがあるので席を立たないでください。
　すんげえ楽しい映画ですな。
　頭を空っぽにして観ていられました。
　巨大な金庫から金を盗むために車を使いましょうという映画ですけど、細かい部分はツッコミが入りそうですけど、ツッコむだけ野暮ってものですよ。
　でもなあ、気になるんですよねえ。いくら改造されているとはいえ、普通車2台で10トンの金庫を引きずりながら爆走できるものでしょうか。金庫と車をつなぐロープが全然切れないし、金庫が建物に突っ込んでもそれを引っ張る車が金庫に逆に引っ張られてしまったりしないし。不思議ですなあ。
　警察署へ侵入するためにパトカーを4台も盗んでいますがそんなことしたらすぐにバレますってば。
　しかも、作中で長い時間をかけて準備した計画があっさりと無効になったり。結局、計画変更で力押しですよ。
　どうしても納得いかないのはヴィンディーゼルたちを追う捜査官ザロックがヴィンディーゼルに倒される点と、ビィンディーゼルの妹役のジョーダナブリュースターが最初は「あージョーダナブリュースターだな」とわかるのですが最初だけであとは全然ジョーダナブリュースターに見えないという点です。
　ザロックが倒されたらだめだよね。だって、ザロックだよ？　ロックボトムでどんな相手も粉砕しなければだめでしょうに、ってこのネタわかるかな。
　ジョーダナブリュースターは映画で観るたびに「おっ」となる女優です。それだけです。
　まあ、いいですけどね、楽しかったので。楽しさで何もかもチャラにできてしまう映画でした。日本車もいっぱい出てきたし、最後は日産GTRですし、箱スカが出てきたし、RX8もチラリと映ったし、満足です。