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「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。

映画「アントマン」鑑賞感想(3D吹替)


2015年9月公開
監督:ペイトン・リード
脚本:エドガー・ライトジョー・コーニッシュ、アダム・マッケイ、ポール・ライト
原案:エドガー・ライトジョー・コーニッシュ
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あらすじ:ウルトロンとの戦いから数か月後、スコット・ラング(ポール・ラッド)は刑務所を出た。しかし、前科のために定職につけず、仕事がない状態の彼は妻子に会うことも許されなかった。そんなとき、仲間の情報を頼りに再び盗みを働いた彼は金庫から謎のスーツを手に入れた。
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 すっごく面白いじゃないですか、これ!
 アントマンになったスコットが蟻の協力もあって敵を倒すんですよ。蟻が協力するんですよ。電磁波みたいなので蟻を操るんですよ。何よりもそれが一番面白かったです。
 羽蟻と南米原産で今となっては北米に外来種として広がってしまったヒアリとあともうひとつ。
 そんな蟻も敵の攻撃でけっこう死にます。でも、しょせん蟻だし、悲しみとか全然ないですね。名前のついていた羽蟻のアントニーが墜落したときはさすがにスコットも叫んでいましたが。
 スケールが小さいようですけど、映像としてはものすごく派手なんです。小さくなったり大きくなったり、アクションがとにかく楽しいのでした。これはアントマンというキャラを最大限に生かした演出の大勝利ですな。
 アベンジャーズのファルコンとの絡みも面白かったし、エンドロールの後はシビル・ウォーにつながる感じの映像がありました。楽しみですな!
 ところで、スコットが過去の罪をやたらとチクチク責められていますね。前科者とはいえ出所したんだし、許してあげてほしいし、そもそも犯した罪というのが彼の所属していた会社の内部告発、その内部告発が原因でクビになってその仕返しなんだから、犯罪は犯罪だけどそれなりに賛辞を送ってもいいんじゃないですか。
 そんなスコットは本当にアントマンという正義のヒーロー向ですな。
 また、今作の街などへの被害がたいへん少ないのも見逃しません。アベンジャーズはとにかく人が死んで都市が破壊されました。でも、アントマンはどうでしょう。被害なんて企業の研究所ひとつだけでしょう。あとはトーマス脱線か。地球にやさしい、都市にやさしいヒーローですね。
 ちなみにカリフォルニアダウンを鑑賞した直後のアントマン鑑賞でした。どちらも舞台はサンフランシスコです。かたやサンフランシスコ壊滅、かたやサンフランシスコいつもどおり。奇妙な感覚でした。
 ところで、ホープの最後のセリフがちょっと気になるのですが「このときを待っていた」というのはヴィランに転がるのではないでしょうか。ホープがかわいいですけども。真木よう子そっくりですよね。
 2016年のシビル・ウォーがますます気になるアントマンでした。