やくもとうずしおをがっつりと

ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

卒業しました

 今日は、速読講座の最終回でした。去年の5月からずっと通っていたのです。文章を速く読めるようになりたかったのでねえ。
 いろいろありました。例えば、親から「速読講座なんか通う暇あったらもっと他にやるべきことがあるだろ?」と言われたりしました。正論すぎてカチンときましたけど。例えば、歩行困難になる病気にかかって講座を1ヶ月休んだり。例えば、講座の先生が劇団新感線を好きだというので劇団新感線のDVDを貸したり。
 今日は今日とて、驚きました。先生が、私を19歳か20歳だと思い込んでいたということです。講座に通いはじめた去年は専門学校の1年生で、今は2年生で、普通に考えたら今の私は19か20ですよ。でも、私、いろいろあって27歳。ちなみに27歳だということは先生には明かすことができませんでした……。勇気がないってば。それにしても、おかしいな、27歳だということは何度か話したはずなんだけどなあ。
 肝心の速読能力についてですが、通いはじめた当初の私は300(1分間に300字ということ。一般の平均は600字)ほどでした。当時、遅すぎた私は今では1分間に8000字程度です。まあ、この8000字は条件がいろいろそろって何度も何度も読んだものを再び読んだときの速度でして、私の現在の実力は2000字弱くらいかなと考えられます。1年間通ったにしてはだいぶ遅いんですよ。私以外の生徒さんは普段でも10000字超える方ばかりです。
 講座では、ディスプレイを高速で流れる大量の文字を眺めるのが中心でした。ボケーッと眺めるのです。車をよく運転する方は、高速道路を長時間走行した後一般道に入ると高速道路のときと同じ速度で走ってしまうという経験があると思いますが、講座もそれを利用しています。長い時間、高速で流れる文字に脳が慣れる現象を利用して速読できるようになろうというのが講座の目的です。私はその講座に50回通う契約をして、今日は50回目だったわけです。また、お金ができたら通いたいです。
 今後も速読を忘れることなく注意して生活しないといけません。せっかく多額の金を払ったのだし。よおし、いっぱい本を読むぞ!