2024年2月日本公開
監督:S・J・クラークソン
脚本:クレア・パーカー、S・J・クラークソン
原案:ケレム・サンガ
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あらすじ:ニューヨークで救命士として活躍するキャシー・ウェブは事故現場で生死の境をさまよった。それがきっかけでキャシーは未来予知をできるようになった。男が3人の少女を襲う未来を見たキャシーは3人を連れて逃げ出すのだが、それ以来誘拐犯として追われる立場になった。3人はなぜ襲われるのか。キャシーは3人を救うことができるのか。
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米国での評判がたいへん悪いという話は聴いております。評判の内容は確かめずに鑑賞しました。観たあとの感想としては、「なんだか面白そう」です。ただ、酷評されてもしょうがない箇所が多々あります。
まず、タクシー運転手とヘリコプター搭乗員がかわいそうです。後半の救急車に乗っていた救命士もかわいそうです。よくわからん点もありまして、ペプシコーラの倉庫になぜ大量の火薬があるのでしょうか。ヴィランが金持ちになった経緯も語られません。誘拐犯扱いのキャシーがペルーへ短時間であっさり渡航できたのはなぜですか。キャシーが誘拐犯だよというニュースはないとはいえ、キャシーは堂々と行動しすぎです。
他にもいろいろあります。ヴィランは車にぶつけられてもピンピンしているのに最期そんなことで死んじゃうんですか!?
3人の少女もヴィランもどいつもこいつも頭悪いです。
猫に牛乳を飲ませてはいけません。
116分のうち最後の30分で急激に悪い点が増えた印象です。
スパイダーマン作品の小ネタがちらほらありますのでそういうところに気づくと「キャッキャ!」とはなりますが、それだけのために映画館へ行くのはバカバカしいですな。
冒頭で気になったのは、ニューヨークでは救急車に道を譲る車や歩行者がいないという点です。おらが町でも救急車に道を譲る車が少ないですけど。私はユタ州などへ行ったことがあるのですが、交通マナーはかなり良かったです。ニューヨークはまた違うのかなー。
絶対面白くできそうなのに、製作陣はアイデアを出せなかったのでしょうねえ。