やくもとうずしおをがっつりと

ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

映画「ライブリポート」鑑賞感想(少しネタバレ)

ポスター画像

2020年6月日本公開
監督:スティーヴン・C・ミラー
脚本:ジェレミー・ドライスデール
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あらすじ:少女誘拐事件に遭遇した警官のペニーは単独行動して犯人に銃を向けられたため射殺した。少女の行方がわからない状況で、別の犯人から少女の動画が送られてきた。あと64分で死ぬという。ペニーは少女を救うために再び単独行動に出るが、動画の生配信をしているエイヴァがペニーにしつこくつきまとう。果たして少女は救われるのか。
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 ファウンドフッテージに近い作品です。ネット配信によって拡散された映像を、画面を通して見ることもありますが多くは神視点です。街全体を巻き込む大事件になりまして市民が注目したものの、ただ傍観するだけでした。
 予告ではペニーが真犯人じゃないかと煽っていましたが、劇中ではそんなことは一切ありません。ペニーは良い警官でした。ただしですね、ペニーは過去に少年を盾にして銃を突きつける男を撃とうとしたら少年を殺した過去があります。今回も犯人その1に銃を突きつけられたので射殺しました。そういったところが今アメリカで起きている暴動とつながる感じもあります。ペニーは正当防衛だと思いますが、仲間の警官からも誘拐犯を射殺した責任を問われて排除されてしまいました。そもそも単独行動したことが悪いでしょうけど。さらにペニーは単独行動をしてしまうのがいけませんなあ。そのためペニーは警察からも追われつつ、誘拐された少女を探すのでした。
 さて、少女を探すために街を駆け巡るのですが、その途中で大勢が犠牲になりました。車も多くが大破して炎上するものもありました。大惨事です。
 第三次世界大戦になってしまいました。なぜ多くが犠牲になったのかというと、誘拐犯が小銃で乱射したからですけどね。警官が次々と殺されていきます。ド派手な映像です。アル・パチーノのヒートみたいなことになっています。
 最後の最後は傍観していた市民が手伝ってくれたことにより少女は救われます。少女の無事をみんなで喜んでいますけど、大勢が死んで、車もたくさん大破していることも忘れないでください。