やくもとうずしおをがっつりと

ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

映画「哀れなるものたち」鑑賞感想

ポスター画像

2024年1月日本公開

監督:ヨルゴス・ランティモス

原作:アラスター・グレイ

脚本:トニー・マクナマラ

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あらすじ:ロンドン橋でベラが身投げした。天才外科医のゴッドが彼女の遺体を回収して蘇生させた。記憶どころかヒトとして生きていく知識すべてを失っているベラはゴッドのもとで少しずつ成長していった。そんなある日、ウェダバーンと駆け落ちして世界を見て周るようになるのだが、ベラはどのように変化していくのか。

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 変な映画でした。哲学的なので私は理解しかねます。ベラがモザイク無しでひたすらSEXし続けるR18映画なので見ようと思う方はご注意ください。

 パリでベラがやったことは、人類史上初の仕事を再現してみせているのかなと思いました。ベラの成長は人類の進化を見ているような気分です。抑圧された女性の解放という単純な物語ではないような気がします。

 アカデミー主演女優賞にノミネートされていますね。2作品しか見ていないけどエマ・ストーンで間違いないと思いましたが、そうでもないようですね。

 気になった点は二つあります。ときどき鳩の視点になっていましたよね。あれはどういうつもりなのでしょうかね。

 リスボンの街角で寝ている紳士をこれみよがしに映していたのはなぜですかね。