2023年6月日本公開
監督:アンディ・ムスキエティ
脚本:クリスティーナ・ホドソン
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あらすじ:超光速で行動できる能力を持つバリー・アレンはフラッシュという名でヒーロー活動を続けていた。そんなある日、母を殺害した罪で投獄されている父を救うためバリーは能力を使って過去へさかのぼり歴史を改変してしまった。だが、その改変は世界を大きく歪めてしまった。スーパーマンやワンダーウーマンなどは存在せずバットマンは別人だった。さらにはゾッド将軍が存在しないはずのスーパーマンを引き渡すように人類へ要求してきた。果たして、世界とバリーはどうなるのか。
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最高です。DCもやればできるじゃん。劇場内では笑い声やすすり泣く声もあれば驚きの声もたびたび上がっていまして、なかなか良い劇場環境でした。そんな本作はMCUで多く作られたヒーロー映画と並ぶどころか超えてきました。最高です。89年版バットモービルが最も好きです。ダークナイト版のバットモービルは嫌いです。
ファンサービスになるはずのマイケル・キートン版バットマンも、その登場が必然になる脚本になっていますし、作品全体の絵もかなり新鮮ですし、エズラ・ミラーが演じるフラッシュとバリー・アレンという人物もエズラ・ミラーだからこそという感じですし、何から何まですばらしい映画です。サシャ・カジェ最高、マイケル・キートン最高、89年版バットモービル最高、最高です。
笑いました、驚きました、泣きました。
DC映画はザック・スナイダー主導のDCEUからジェームズ・ガン主導のDCUへ移行することになりました。DCEUの世界を今作で壊すものだと思っていましたが、そうではなかったですね。そのあたりは気になりますが、今作がすばらしすぎてどうでもいいかもしれません。
DCEUとしてはまだアクアマン2が残っていますが、ザ・フラッシュで完璧なヒーロー映画を見せつけたあとでいったいどうするのでしょうか。