2019年6月公開
監督:ジョン・ワッツ
脚本:クリス・マッケーナ、エリック・ソマーズ
音楽:マイケル・ジアッキノ
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あらすじ:消えた人々が戻ってから1年、世界はサノスのアレ以前へほぼ戻った。ピーターは夏休みでヨーロッパに来ていたが、新たな脅威が出現したためにフューリーから協力要請を受けていた。それを無視していたのだが、脅威はヨーロッパに出現してしまう。
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本当に面白いなあ!
MCU最高!
はい、というわけで、映画の冒頭は社長の死を茶化す映像が流れましたので、あ、なるほど、本作はそういう流れでいくのねと思いきや。違いましたね。もう本当にピーターがんばれ!負けるな!でございますよ。この冒頭の映像では、社長以外にも亡くなったヒーローの情報がありました。そうか、この人も戻ってこないのか……と理解しました。また、冒頭の映像での社長は、スーツを着る前の軍事産業をやっていたスタークインダストリーなので、おやおやどういうことかなと疑問を抱くことになりますね。そしたら、宇宙のアレですからね。
ピーターが痛々しいのですが、彼はまだ高校生ですからね。多感なときにこのような厳しい状況に置かれて大丈夫かなと思うわけです。彼が精神的に壊れてしまうことを心配します。肉体へのダメージのみならず、嘘ばっかりに付き合わされるわけで、さらにはスタッフロールの後のアレです。どこまでこの若者を追い込むつもりなんですかね。
それと、トニーの遺産ですが、宇宙から降りてくるアレですが、弱いですね。しょぼいですね。普通の人間に破壊されているじゃないですか。社長の作ったものはスーツ以外ロクなものがありません。しょぼいといえば、マリア・ヒルの後半の衣装がダサくてダメでした。
嘘ばっかりといえば、スタッフロールの後のアレもそうです。そこまで嘘だったのか!
一番印象的だったのは、映画館を出たあとの皆さんの笑顔です。これはね、冗談とかじゃなくて、本当にお客さんがみんな笑顔でした。私、見ちゃいましたからね。
この映画、マジ最高ですよ。これにてフェイズ3が終わりです。次のフェイズへバトンタッチができました。次回は2020年5月まで待ちます。