2023年4月公開
監督、脚本:藤井道人
・・・
あらすじ:山奥の小さな村には巨大なごみ処理場があった。周辺の市町村から集まるゴミを処理している。そんな処理場で働く片山優は仲間からのいじめや村人からの辛辣な目に晒されながら母の借金を返そうと必死だった。ある日、10年ぶりに幼なじみだった女性の美咲が帰ってきた。ゴミ処理場に就職した彼女によって優の人生は突然好転しはじめるのだが、彼の過去、ゴミ処理場、そして村には闇があった。
・・・
子供たちが参加するゴミ処理場見学の案内人を任された優、ここまでは良かったのですが、このあとの流れがあまりよろしくなくて、急に映画の内容が入ってこなくなりました。
何の脈絡もなく観光客が年間100万人集まる村の施設が出てくるといよいよ本作が崩壊した感じがします。150万人の観光客を集める町村は財政が黒字だったりしますので、100万人ならこの村もかなり潤っているはずなのですが。100万人という数字はあまりにも大きすぎます。10万人という設定でも十分でした。そもそも唐突でした。
それにしても村というのは恐いところでございます。うちなんて、市なので、市だけど端っこのめっちゃ田園地帯なので似たようなものなのでわからんこともありません。
中村獅童演じる刑事さんは能がうますぎます。
そういえば、序盤の穴はいったい何だったのでしょうか。優以外の人物にも見えていたようですけど。
最後に、優がとある映画解説系youtuberにそっくりでした。