2023年2月日本公開
監督:キム・ヨンワン
原作、脚本:ヨン・サンホ
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あらすじ:閑静な住宅街で製薬会社研究員が死者によって殺害された。その後、犯人だという者がジャーナリストのジニに接触してきた。公開インタビューの中で犯人は製薬会社重役の3人を同じ方法で殺害すると宣言した。その犯人と名乗った者もカメラの前で死体になり果てた。製薬会社重役を守るために警察は特殊部隊まで動員して保護しようとするが、果たして次の殺人は避けられるのか。
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たいへん面白かったです。怖くないですし、スカッと爽快です。
100人の死体が製薬会社に突入して重役の命を狙う様子は圧巻です。倒れてもすぐに立ち上がります。そして、それだけでは終わりません。
主人公ジニの妹はどうやら呪術師なのですが、回想やセリフでしか出てきません。登場を引っ張ったのだから期待するしかありません。いよいよ登場となりますと、映画「カルト」のネオや映画「来る」の松たか子や柴田理恵ばりの活躍を見せてくれました。ちなみにソジンという中二病みたいなキャラです。
何よりも本作の悪役がちゃんと悪いやつでした。韓国映画に出てくる悪党はどいつもこいつも本当にド畜生ですし、今作もなかなかの悪党ですし、最後はちょっとまさかの決着となります。
エンドロール後もあるので最後までご覧ください。ぜひ続編を見たいなあと思いましたが、どうやら続編はあるようです……と言いたいところですが、本作はドラマの劇場版なのですね。エンドロール後のおまけはドラマの内容に関連しているみたいです。ちなみにドラマ「謗法」はネトフリで配信しているようですよ。