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ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

映画「アムステルダム」鑑賞感想

ポスター画像

2022年10月日本公開

監督、脚本:デビッド・O・ラッセ

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あらすじ:1918年、第一次大戦の負傷がきっかけでバート、ヴァレリー、ハロルドはお互いを守り合うと固く誓った。それから1933年のニューヨークでバートとハロルドは殺人の容疑をかけられてしまい、真実を知るために奔走しているうちにヴァレリーと再会した。真実を追ううちにやがて世界的な陰謀に巻き込まれていく。

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 マーゴット・ロビーがたいへんお美しいのでございました。帽子の姿もかっこいいですな。1918年と1933年で、バートとハロルドは老いていましたが、マーゴっと・ロビーが演じているヴァレリーだけ老いていませんでした。

 事件に巻き込まれた3人は事件解決のための直接的な行動はしていませんが、力のある人々をつなげるという役割を果たしただけという印象です。もう少し何か行動してほしかったです。

 俳優がたいへん豪華でして、1918年と1933年の世界を再現しているからいろいろとお金がかかっていそうです。

 さて、1933年に彼らが出くわす陰謀とは何かと申しますと、アレしかないわけです。ほぼ実話とのことですが、陰謀のアレ以外はおそらくほとんどフィクションじゃないでしょうか。陰謀があまりにも大きな馬鹿げたものですが、当時の世界はアレがどれほど危険なのか理解していなくて米国市民も陰謀に加担しようとしていた意識がなかったですから、そういった意味では巨大な陰謀と言えるでしょう。