2017年4月公開
監督、脚本:橋本昌和
原作:臼井儀人
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あらすじ:野原一家の屋根に宇宙船が不時着した。地球人の大人を恐れる宇宙人シリリはひろしとみさえを子供にしてしまう。種子島にシリリの父がいて、その父ならひろしとみさえを元に戻すことができるという。シリリは父と合流しなければならない。そんな野原一家は父に会いたいシリリを隠しつつ、元の体に戻るために種子島を目指すことになった。
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毎年恒例です。クレヨンしんちゃんの季節がやってまいりました。
いつもどおりのしんのすけの成長と家族の絆でした。全体的になんだか物足りない感じがします。シリリの態度が気に食わない、しんちゃんの行動にイライラする、それはさておき何かが足りません。
羽田から飛行機で行けばいいじゃんと思ったらさすがひろしですね。冷静な判断でした。シリリを連れた状態なら空港の保安検査を通過できないとのことです。というわけで新幹線でした。ところが、彼らの乗った新幹線はのぞみかと思いきやひかりではありませんか。なぜだ!
宇宙人の目的は何かなのですが、ネタバレなので申しかねます。その宇宙人の目的に対して、いつもどおりひろしやみさえの反撃というか納得のいくセリフがあるのかなと思いきやありませんでした。今の日本が抱える諸々の問題に対する答えを聴けるのかなと待っていたのですが。それは残念です。
途中、春日部から種子島まですんなり行けるわけはありません。途中、長崎を経由しました。九十九島を眺める場面があったので長崎市には寄らずに佐世保経由だったかもしれません。そのあとは熊本県御船町の八勢眼鏡橋と大隅半島を経由して種子島へ。終点はもちろん宇宙センターです。
リンガーハットの宣伝がありつつ、楽しい九州旅行でした。みさえは九州出身なのでもしかしたらみさえの実家も関係するかなと思いきやそれはありませんでした。
では、また来年のクレしんを待ちましょう。