やくもとうずしおをがっつりと

ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

映画「クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!」を観た感想


 クレヨンしんちゃん劇場版第21作。春日部で開催中のB級グルメカーニバルに出かけようとしていたしんのすけたち春日部防衛隊は女性から伝説のソースをカーニバル会場まで運ぶよう託される。一方でB級グルメカーニバル会場はB級グルメを滅ぼそうと企む「世界A級グルメ機構」によって襲撃を受けていた。春日部防衛隊が伝説のソースを持っていることが知られてA級グルメ機構によってしんのすけたちも追われることとなった。監督は橋本昌和、モノマネタレントのコロッケや渡辺直美川越達也などがゲスト出演。

 最後は泣きました。しんちゃん、風間くん、ボーちゃん、ネネちゃん、おにぎりの友情に乾杯です。劇場版では親子愛がメインテーマとなりますが、今回は友情ですね。友情がメインとなったのはカスカベボーイズ以来でしょうか。友情というよりも、クライマックスでしんちゃんたちが協力して作った焼きそばによってA級グルメ機構の連中も幸せになっていく姿に泣いた感じです。
 ドラえもん劇場版もたくさん観てきましたけど、ドラえもんのほうはイラッとします。スネ夫ジャイアンのび太に取る態度が癪です。その点、しんちゃんたち5人はイラッとしません。微笑ましいです。仲間はこんな感じでありたいなという理想が詰まっています。
 さて、春日部は郊外へ出ると田園地帯が広がっているのではないかと思うのですが、作中では険しい山と深い森でした。しんちゃんたちはカーニバル会場までシャトルバスに乗るはずでしたが、違うバスに乗ってしまいます。おそらく、県境を越えて群馬県に行ってしまったのでしょう。それならあの山と森は納得です。
 映画を観ていると無性に焼きそばが食べたくなりました。映画が終わったあと、焼きそば専門店へ直行しました。ところで、ステーキライダーはB級じゃね?(159)