2021年8月日本公開
監督:ミカエル・マルシメーン
脚本:ジョシュ・キャンベル、マシュー・ストゥーケン
・・・
あらすじ:友人の結婚式に出席するため小型機でインド洋の孤島へ向かうことになったサラは、偶然元恋人と乗り合わせてしまう。飛行中、知り合いの老いた操縦士が心臓発作を起こしてそのまま亡くなった。数回操縦した経験のあるサラが機体を維持しようとするが、古い機の計器は故障し、無線もつながらない。果たして彼らは無事着陸できるのか。
・・・
2021年映画館で観た映画100本目となりました。今年はまだ9月ということでこれまでにないハイペースです。過去最多は103本なので大きく上回っています。
原題は地平線とかいう意味なんですね。
わざとザラついた映像にしている本作でして、ふざけた場面もなく、このような邦題がついてしまったことを日本は深くお詫び申し上げるべきでしょう。
まじめなパニック映画です。次から次へと悪いことが起きます。だけど、それらが意味するものは何なのか専門家じゃないこちらはよくわかりません。
燃料不足だけどたまたま乗せていた高純度のラム酒を投入したらどうにかなりましたけど、それも短時間で尽きてしまいます。作中での時間の流れがよくわかりません。離陸から最初のトラブルまで40分ですが、作中では5分くらいで過ぎたように感じられましたが、トラブルが起きたあとの目的地まで50分間が妙に長く感じられます。
操縦経験のない男は、なんとなく機体のことを知っているようですし、男女がどれくらい詳しいのかよくわかりません。わからんことだらけです。
トラブル回避のためにかなり危険なことをしていますけど、それも命をかけてまでやる意味があったのかしらと思います。
あと、結局墜落しちゃうんですけども、海に落ちるんですけども、サメがカメオ出演していたので本作もサメ映画ですね。
船に助けられたとき、その船に操縦士の遺体が載せられていたら良い救いの場面になったんじゃないかと思うわけですが。なぜかというと、機体を軽くするために遺体を海に落としたからなんですよ。そのとき海上に船がいました。その船が遺体を回収した上で男女を救出していればなあ……と思うわけです。