2020年11月日本公開
監督、脚本:MTJJ
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あらすじ:森の中で暮らしていた妖精のシャオヘイは、人間たちの開発によってそこから追われた。人間を恨むシャオヘイはやがてフーシーと出会う。楽しい生活を送るようになったある日、人間のムゲンが彼らを攻撃してシャオヘイはムゲンによって連れ去られた。そこからシャオヘイとムゲンの奇妙な共同生活が始まる。
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観客が60人くらいいまして、女性ばかりだったので男は自分だけのハーレム状態ですかとキョロキョロしていますと上映開始間際に男性2人が入ってきたので男1人だけとはなりませんでした。
本作の制作会社HMCHのオープニングがかわいくて流行りのてぇてぇとなりました。
はい、というわけで人間たちが森を開発する場面から始まるわけですが、なんだか絵が少し違う感じなので、シャオヘイの夢なのかなという印象です。シャオヘイがもともと森に住んでいたけどそこから追われてしまったことを表す場面だとはわかりにくくて、後半でようやくそのことを理解しました。全体的にわかりにくいのです。彼らが妖精だということや人間との関係などです。あとで説明されることが多くて、呑みこみづらい物語です。
ギャグの場面は、絵を変えてきますけど、それもお寒くて見てらんないです。
だけど、最後にシャオヘイが叫ぶ場面で号泣です。
フーシーとムゲン、どちらも正義ですね。フーシーが……まあ、そこは看過できないことではあります。ムゲン側が言っていることは、中国の少数民族が中央政府と漢民族に呑みこまれていくこともしょうがない、強くて大きな者に順応していくしかないという意味に取れるので、私としてはフーシー側に立つかもしれません。