やくもとうずしおをがっつりと

ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

カガワ日記 (7)

前回のカガワ日記は、

カガワ日記 (6) - やくもとうずしおをがっつりと

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 カガワから来たという人と話をする機会がありました。私が「カガワも民主主義なのにインターネット禁止法をやるのはおかしい」というと爆笑されてしまいました。民主主義だったらインターネットを禁止することはないのかというツッコミもいただきましたが、そもそもあの国は全然民主主義じゃないというのです。投票率は2割程度で、選ばれる議員はここ20年で変わっていないそうです。国民が政治に関心を失っているわけですね。政治に対して国民が一切文句を言わないので議会はやりたい放題だそうです。
 そばのことも教えてくれました。そばといえばイズモニアのイズモニアそばやナガビア・マツモチア連邦のシナーノスラビアそばが有名ですね。そのそばですが、なんと、カガワではそばが禁止だそうです。食べることも作ることも禁止だそうです。隠れて販売している店があるそうで、客が隠語を使ってそばがほしいことを伝えます。店はその客を奥に通します。店の奥に隠し部屋があって、そこでそばを打ち、茹でて、食べるとのことです。そういう店が摘発されたのだそうです。なぜバレたのかというと、そばとうどんの茹で汁を同じにしてしまい、蕎麦取締局の捜査官がうどんから微かにそばの香りを感じて後日摘発したのです。そばの製造と食事は10年以上の禁固刑になります。ラーメンは初犯なら執行猶予がつくそうです。
 うどん以外はラーメンすら許されないのですね。いつから禁止されているのかというと、これはけっこう昔からでしてこの人が言うには50年以上前からだそうです。
 私のカガワに対する見識が狭くて申し訳ありません。カガワは無関心を利用して独裁国家へなりつつのあるのでした。そば禁止は独裁とかそういうのとは関係ないかもしれませんけども。

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この記事はフィクションです。実在する個人や団体とは一切関係ありません。