やくもとうずしおをがっつりと

「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。

カガワ日記 (45)

カガワ日記の第1話はこちら。

カガワ日記 (1) - やくもとうずしおをがっつりと

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 うおおおと叫んだ我々は首都トクシマシティを目指しました。すだちをふたつに切って絞れるようにして、それを手に持って、首都を目指しました。カガワ軍の兵士は「え? 何? 謎の柑橘類を手に持って何ができるのかな」と不思議そうにこちらを見ているだけです。銃を向けてくることはありません。その隙を突いてすだちを奴らの眼に向けて絞ってやりました。ぎゃあああとカガワ軍兵士がのた打ち回りました。

 この作戦もずっとうまくいくこともなく、首都から南100km、ショウリ川で我々の足が止まりました。うちら家族や友人はとりあえず地元を奪還できたので「まあ、ええか、そろそろ帰ろか」という話になりました。

 といったところで、オオサカ軍を筆頭にしたKATO軍がトクシマの北ウズシオシティに上陸しました。ウズシオシティからカガワ国境まで90kmなのでがんばったらいけそうな感じです。でも、KATO軍はその戦力の大半をウズシオシティに集結させていました。カガワ軍は圧倒的なKATO軍を背にして敗走をはじめました。

 一方、カープランド、イズモニア、バードストライク、モモタロウランドではちょうど10月1日になったために世界の神が集まっていたイズモニアによる大反攻作戦が始まりました。カープランド軍は神の助けを借りたイズモニア軍を見ただけで逃げ出しました。大勢いる神の一部はバードストライク軍に合流して、モモタロウランドへ南下しました。カガワ軍は超強力なうどん兵器で踏みとどまろうとしましたが、うどん切包丁の神によって切断されたので敗走です。

 チクホーランドが動きました。手りゅう弾や機関銃を持ってエヒメンに上陸してカープランド軍を駆逐しはじめました。彼らはチクホーランドの軍隊ではなくチクホーランドマフィアであり、チクホーランド政府はこの件に関係していないと発表しています。

 カープランドはイズモニア軍が占領しまして、モモタロウランドは解放されまして、エヒメンにはチクホーランドマフィアが駐留しまして、カガワはKATO軍が占領しました。トクシマの軍隊はというと、自由トクシマの軍隊としてKATO軍といっしょにカガワに入りました。

 次の日、オオデン議長は拳銃自殺したらしいです。カガワの首都にうどん国の旗が翻りました。いつの間にかトクシマを出てカガワへ入っていたようですね。

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第46話は5月31日18時30分公開です。

第47話は5月31日19時公開です。