やくもとうずしおをがっつりと

ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

カガワ日記 (41)

前回のカガワ日記は、

カガワ日記 (40) - やくもとうずしおをがっつりと

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 カガワ軍がトクシマでヤエガキ人を探し出して捕まえているという情報が入りました。うちの家族は戦慄しました。

イズモニアのヤエガキ人が太古の昔にそばを生み出したという伝説が残っています。これはイヤンそばの生まれた伝説にも関係するものですね。ヤエガキ人の一部は世界に分散してそばを広めたとされています。その一部がイヤンにも移り住んだというものですね。

 そのヤエガキ人ですが、カガワではヤエガキ人を殺せという機運が急激に高まりました。ヤエガキ人はうどんの天敵でありうどんに害を為す存在なので地上から消し去れと言っているのです。ヤエガキ人ネットワークによると虐殺されているのでみんな逃げるように指示されています。いや、これはヤバいですね。ヤエガキ人の体には銅矛の形をした斑紋がありまして、それを見られるとヤエガキ人だということがバレます。実は私はヤエガキ人とのハーフでしてね。イズモニアは第二の故郷なんです。僕たちは大ピンチです。

 一方、カガワ軍はシャープ島に侵攻しましたね。ドッグ島といえばモモタロウランドとカガワによって南北に分断されている島です。そんなに大きな島ではありません。南北に長い島ですがその長さは3kmくらいしかありません。その島は南部がカガワ、北部がモモタロウランドです。

 その島の北部にカガワ軍が突如攻めこんだのです。モモタロウランド大統領は「侵攻してきたことを後悔するようになればいい」と言ったようです。しかし、これもまた電撃的な侵攻だったようでカガワ軍がすべて占領したようです。この島からモモタロウランド本土まで5kmしかありません。

 カガワ軍はトクシマだけではなくてモモタロウランドも敵に回しました。そのせいでモモタロウランドの周辺国はカガワを強く批判しました。モモタロウランドに隣接するバードストライク共和国とさらにそのとなりのイズモニアがカガワに対して宣戦布告してしまいました。イズモニアのほうはヤエガキ人に対する行為を即刻停止せよと警告しています。

 続いてオオサカもカガワに宣戦布告しました。さらにKANSAI条約機構(KATO)を結んでいる6か国も宣戦布告です。もともとモモタロウランドもKATOに加入する計画がありましたからその流れでしょう。それならトクシマだってKATO加入の話が少しだけ出たこともあるのだからトクシマが攻撃された時点で宣戦布告してほしかったですけどね。ここまでのカガワの行動が早すぎてどの国も対応できなかったという見方もありますが。ちなみにエヒメンはトクシマが攻撃されてすぐに宣戦布告しました。

 オオサカはトクシマとモモタロウランドから即時撤退するように要求しました。オオサカさん、どうか助けてください。

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この記事はフィクションなんじょ。