やくもとうずしおをがっつりと

ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

映画「ダークタワー」(字幕)鑑賞感想


2017年8月米国公開、18年1月日本公開
監督:ニコライ・アーセル
脚本:アキヴァ・ゴールズマン、ジェフ・ピンクナー、アナス・トーマス・イェンセン、ニコライ・アーセル
原作:スティーヴン・キング
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あらすじ:魔導師ウォルターによってダークタワーが破壊されれば、多くの平行世界に怪物が侵入して世界が破滅する。それを防ぐため、また復讐を果たすためにガンスリンガーであるローランドはウォルターを探した。大きな力を秘めるジェイクはウォルターの差し向けた追っ手から逃れてローランドと出会う。ジェイクとローランドは果たして世界を守ることができるのか。
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いつもどおりの原作未読の私です。原作は全7作なんですね。それを95分に収めてしまいました。
確かに、設定に無理があるというか、説明不足が否めません。設定以外も、投げた靴を見つけたジェイクが足元を見たらもう履いている場面はどんな編集したんだよ!という感じです。
ニューヨークで暮らすジェイクが荒廃した世界で長距離踏破できたあたりも納得いきません。ローランドがジェイクにあっさりやさしくなるあたりも、うーん、もうちょっと時間がほしかったです。
会食でジェイクをチラチラと見る少女、そのあとの少女との絡みはそれだけかよ!
怪物に大怪我を負わされて悪化の一途だったローランドがニューヨークであっさり治った場面は、異世界物のあるある!って感じで良かったですよ。俺たちの世界の科学力を見せつけましたね。銃の溢れるニューヨークで弾丸を補充してガンベルトも手に入れたローランドの早撃ちにますます磨きがかかるあたりもいいっすね! ニューヨークでの戦いはかっこいい!
強すぎるウォルターをどう倒すのか、あっさりでした。ああ、それはウォルターも防げないんだね……という感じでございます。座らされたジェイクなんですが、抵抗できなくなりタワーを破壊し始めて、そのあともずっとビームが発射されていました。あそこでタワーを少しも破壊することなく再び抵抗できていたならもっと良かったんじゃないかなと思います。
ダークタワーの映画はダイジェストでした。