2017年11月公開
監督:ザック・スナイダー
脚本:クリス・テリオ、ジョス・ウェドン
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あらすじ:スーパーマンが死んでから数か月後、地球人類は再び脅威に晒された。強大な力を秘めたマザーボックスを狙うステッペンウルフが地球に異変を起こそうとしている。バットマンとワンダーウーマンは他の超人たちを集めて同盟を組み、対抗しようとした。
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なんだよー、結局スーパーマンかよー。
バットマンたちは協力してスーパーマンを生き返らせて、スーパーマンが地球を救ったのでした。超人同盟はスーパーマンを復活させるために結成されたということでよろしいでしょうか。スーパーマンが強すぎます。フラッシュより速い、ワンダーウーマンより怪力なんですから、他の超人の良いところなんかありません。バットマンはまだリッチで、サイボーグはネットの海に潜ることができるからいいとして、それ以外でスーパーマンに勝てる要素がありません。
それと、サイボーグがやたらめったら超人同盟を裏切るような感じにしておいて、途中で少し誤作動を起こしただけでした。肩すかしです。しかも、自分の存在に苦しんでいたのに、あっさり超人同盟に参加してあっさり正義の人になっているのもなんだかなあ。そのあたりをぐだぐだと描いてしまうと、今作のサクサク進む感じがなくなってしまうので仕方ないのでしょうけどね。
あと、バットマンはたまにはメカを無傷で使うようにしましょう。毎度大破させていますが、いくらリッチでも直すのがたいへんですし、メカのいいところがありません。ブルースがバットマンとして戦いはじめてから20年だそうです。ロケットを担いだペンギンが懐かしいみたいです。ところで、DCユニバースはこの先バットマンの映画の予定が無さそうなのですが……
今作はフラッシュがなかなかいいキャラでした。明るいキャラなんだかおどおどしたキャラなんだかよくわからないあたりは、私が遅すぎて理解できないでいるだけです。
ワンダーウーマンは、100年前の前作からすっかりオトナになりましたね。ジャスティスの誕生でもそうでしたが。バットマンのおかげで人類を救う決心をして、活躍してくれるようになりました。精神面でリーグを支えてくださるありがたい存在です。おパンティがどうしても見えないのもまた不思議な力ですね。
全体的に人々を助ける場面が多くて正義のヒーローとしてたいへんよろしゅうございますね。観ていて気持ちのいいものです。フラッシュはスーパーマンと、人々の救出で張り合って意気揚々としています。
というわけで、次作はアクアマン、撮影終了です。その次がシャザムです。マーベルにかなり遅れていますが、巻き返しはできるでしょうか。