やくもとうずしおをがっつりと

目指していた国道完走と鉄道完乗は終わりました。日本のすべての国道を走り、鉄道に乗ったのです。

映画「サボタージュ」(吹替)感想


2014年アメリ
監督:デヴィッド・エアー
脚本:スキップ・ウッズデヴィッド・エアー
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 麻薬取締局DEAの中でも最も強いとされる特殊部隊のリーダーを務め、ブリーチャー(破壊屋)の異名を持つジョン・ウォートン(アーノルド・シュワルツェネッガー)。彼とそのチームは麻薬カルテルのアジトを急襲し、巧みなチームワークと見事な戦術でミッションを成功させる。だが、彼らはその作戦の中で組織の隠し持っていた2億ドルのうち1000万ドルを盗んだ。その金は消え、しかも盗んだことがDEAにバレていた。その後、隊員たちが何者かによって一人、また一人と殺されていく。報復や隊員の犯行などが疑われる中、 ジョンは女性刑事と一緒に事件の真相を追う。
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 皆さんの評判がだいぶ悪いですね。確かに脚本がダメなんです。そこはどうしてそうなるの。これからあれになるのはおかしくないか。場面と場面のつながりが変。それに、サスペンスとミステリとアクションと、いろいろな要素がある映画なのですが、どれも中途半端です。
 でもさあ、そんな中途半端な中でもアクションが良いとは思いませんか。アクションもダメとおっしゃる方もいましたが、これは良いでしょう。終盤のカーチェイスで車後部からのアレとシュワちゃんの撃ち合いが良かったとは思いませんか。
 監督さんがいったい何者なのかというと、もともと脚本を書いていたんですね。U-571やトレーニングデイなど。2005年にバッド・タイムという映画で初監督、その後はエンド・オブ・ウォッチなど。今年はこの「サボタージュ」のほか、あの「フューリー」も監督していますよ。
 ただ、この「サボタージュ」の出来を踏まえると「フューリー」鑑賞が不安になります。大丈夫なんですかねえ。アクションは期待できそうですが。
 さて、冒頭20分くらいは、もしかしてこの映画はシュワちゃんのこれまでの俳優人生と知事だった時期を振り返って反省もしくは俳優としてはこんなにがんばったんだからちょっとくらい……ということをやりたかった作品なのかなあと思いました。
 ただ、冒頭が終わって列車の警笛が聞こえてくるあたりで「そうじゃないな」ということがわかりました。
 それにしてもシュワちゃん、歳喰いましたねえ。「ラストスタンド」ではまだやれるかなと思ったのですが、「サボタージュ」のシュワちゃんはだいぶ老いが来てるなあと思いました。ただ、その老いを加えた上でのアーノルド・シュワルツェネッガーの新たな魅力ってやつを楽しめるんじゃないですか。今回はチームの若い衆が彼を支えていたのは熱くなります。
 アクション以外はダメだと申してまいりましたが、でも、この映画、面白いと思うんだけどなあ。世間の受けが意外と悪くてがっかりです。
 最後に、この作品はグロ注意です。けっこうやっちゃっています。