2024年1月公開
監督:久保茂昭
原作:野田サトル
脚本:黒岩勉
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あらすじ:日露戦争の二百三高地で撃たれても斬られても死なずに日本へ帰ってきた杉元は北海道で砂金堀りに明け暮れているところ、莫大な黄金が隠されているという話を聞いた。隠した本人が囚われた網走監獄で囚人24人の体に入れ墨にして黄金の在処をヒントを残した。24人は扇動によって脱獄したという。そんな杉元がクマに襲われたところをアイヌの少女アシリパに助けられた。アシリパの亡き父もその黄金に関係しているという。杉元とアシリパは協力して黄金を探すことになったが、他にも黄金を追う者がいた。
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漫画未読、アニメ未視聴です。
本作は面白かったです。原作のどこまで進んだのかわかりませんが、どうやら本作も長く続きそうですね。
脚本の黒岩さんは最近よく見る名前だなと思ったらキングダムの映画シリーズでも脚本を担当しています。売れっ子じゃないですか。久保茂昭監督はハイアンドローシリーズを手掛けていますね。乱闘ならおまかせということでしょうか。本作は、たいへん派手で新鮮さもあったアクションでした。
冒頭の二百三高地もかなり良い乱戦ぶりでした。二百三高地をリメイクすることがあれば本作の製作陣に任せても良さそうです。
杉元というキャラはファンタジーかなというくらい不死身ですね。なぜあんなに丈夫な体なのか、謎があるのでしょうか。
舘ひろしさんだけはなんだか浮いている印象ですが、それ以外の演者は、原作をまったく知らない私でも「原作どおり!」と思えてしまいます。原作ファンにとってはいかがでしたかね。
キングダムシリーズに続いて楽しみな映画シリーズが始まったといえます。