211.恐怖のメロディ
1971年アメリカ。クリント・イーストウッド初監督作。
クリント・イーストウッド演じる主人公に異常なまでに執着する女性の恐怖を描くスリラー。
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当時はまだストーカーという言葉がなかったようです。一部では先進的な作品と言われています。
役者だった彼が初めてで完成度の高い映画を作ったわけで、クリント・イーストウッドを高く評価してきた私としてはこの作品も手放しで良作だと評価してしまいます。たぶん、色眼鏡がかかっています。
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213.忍びの衆
1970年日本。森一生監督。
羽柴秀吉は柴田勝家討伐のために出兵した。一方でお市の方を助けるため忍者の集団を使うこととなる。
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絶賛しているところを見かけたので鑑賞したのですが、これは連続作品のひとつでしかないのですね。やられました。調べずに観てしまったミスです。
ただ、北之庄城への侵入、仕掛けなどがよくできています。それにしても70年なのに白黒だったのは少し残念です。
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214.苦役列車
2012年日本。山下敦弘監督。
昭和の終わり、日雇い労働の青年を通じて、孤独や窮乏を描き出す。
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心がげっそり痩せました。しばらく映画を観るのが嫌になったというか、パァーと明るいものが観たくてしかたありませんでした。
森山未來の演技は相変わらずすばらしいです。でも、もしかしたらこういう腹立つキャラが得意かもしれませんね。
以上。