131.ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬
2011年.ローワン・アトキンソン主演007のパクリコメディ。MI6がMI7に。
意外としっかりした出来でした。笑うこともできましたし。そもそもMr.ビーンが好きだったというのもあるかもしれません。
ボートから降りるときのイングリッシュのかっこよさが際立っていました。スカイフォールでボンドが列車に乗ったときのような美しさがあります。スカイフォールめ、この映画をパクったな? それにしても変にかっこいい場面があって、妙なバランスの上に成り立っている映画だと思います。
この映画でも中国が良い国なので腹立ちます。
・
132.ファンタスティックMr.Fox
2009年公開のストップモーション・アニメ。児童文学『父さんギツネバンザイ』原作。人間が営む農家から盗みを働いたことで動物たちの世界がたいへんなことになる。
何より表情が良いです。動物なので表情は難しいはずですが、歯をみせるという表現がとても良いです。食事のときの獣っぷりが面白いです。
キツネの息子さんがかわいそうなんですよね。愛情を注がれていない感じでひねくれた性格に育っています。それを治す場面がなかなか来ないものですからね、彼に暖かい光が当たることをどれほど望んだことでしょう。
・
133.ロープ
1948年公開のヒッチコック作品。
殺害した理由がいまいちわからないんですけど。落ち着きのない様子があまりにもオーバーでリアリティがないと思いました。やはり今回もヒッチコック作品を面白いとは思えませんでした。