秋田駅に戻り、寝台特急日本海の入線を待ちました。日本海よりも先に出発するはずの寝台特急あけぼのはまさかの90分遅れだそうです。碇ヶ関駅でドアが故障したとか。やはり、寝台特急は老朽化しているのですね。老朽化も寝台特急のなくなる原因ですよ。
この寝台特急日本海号に乗る旅ははたして無事決行できるのか、けっこう際どい状況でした。何しろ、日本海側の地域は連日の大雪で、寝台特急日本海号も連日運休していましたから。でも、決行予定の14日は天候が回復しそうだったので、あきらめることなく14日を待ちました。そして、いよいよ秋田駅のホームで寝台特急日本海号を待つこととなったのです。
さて、寝台特急日本海がいよいよ入ってきました。待っている客は20人弱かな。機関車がトワイライトエクスプレスと同じものだと思うのですが。客車は25系ですね。青い車体に金帯です。4分遅れの到着でした。
今回の旅のハイライトです。
先輩から「はしごの裏にある机に栓抜きがついている」と教えてもらっていたのですがそれを見つけることができませんでした。別の列車に乗ったときは栓抜きを見つけたことがあったのですがね。
私が乗ったのはB寝台喫煙車です。2段ベッドで、私は上段です。下段にすればよかった! ちなみに下段には別の客がいます。浴衣、シーツ、毛布、枕があります。カーテン付、ライト付です。実は寝台特急は初めてではありません。幼い頃阪神淡路大震災から復旧したあとに寝台特急瀬戸号に乗ったことがあります。まだサンライズではなかったときです。
車掌が検札に来ました。切符を拝見です。ところが、なんと、私は無視されてしまったのです。だから、私のB寝台特急券には判子が押されていません。呼び止めたのに、それも無視されましたよ。いったい何だよ!
ちなみに車内はガラガラでした。寝台特急日本海の切符を手に入れるのは難しいのではないか、と思っていましたが。もうすぐなくなるからてっきり鉄道マニアでいっぱいかなと思いきや全然そんなことはありません。なんか、さみしいです。
ところで、客車なので、なんとなく静かですね。連結器のきしむ音やレールのつなぎ目を通過するときの音はうるさいですけど。
興奮して眠れないまま酒田到着、さらに鶴岡には8分遅れで到着しました。そのあとしばらくするとようやく寝ました。仕事関連の怖い夢を見て、起きたら直江津でした。なんと、定刻どおりの到着でした。そのあとも寝まして、セットしていた目覚ましで起きました。降りる準備をして、富山駅到着です。
寝台特急日本海。機関車。
寝台特急日本海。1号車B寝台。
寝台特急日本海。B寝台車内。
http://d.hatena.ne.jp/uraomotenoraneko/20120220/1329664105
寝台特急日本海号に乗る旅その6はこちら。