映画「海賊戦隊ゴーカイジャーＶＳ宇宙刑事ギャバン」を観た感想

海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE【DVD】

　観てきましたよ、これ。面白かったです。上がりました。
　宇宙刑事シリーズは世代としてははずれていますが、知らないわけではないし、ちょこっと観たこともありますから。上がりますよ。
　海賊戦隊ゴーカイジャーの設定そのものがどんな特撮ヒーローとも絡むことができます。おいしい設定だし、ずるいといえばずるいです。もう二度とできそうにない設定です。
　さて、海賊戦隊ゴーカイジャーの映画ですが、199ヒーロー大決戦も観ました。そのときは最初から最後までずっと戦闘でしたが、今回もそうです。
　まずは、タイトルどおり本当にゴーカイジャーとギャバンが戦います。その戦った理由というのがかなり無理やりな設定ではありました。正直、戦うわけねえよと思っていたのですが。本当に戦うとはね。てっきり、ギャバンの偽者とゴーカイジャーが戦うのかなと思っていたのですが。
　あ、ギャバンの偽者が出てきます。
　ギャバンとゴーカイジャーのレッド：マーベラスが以前会っていたことがあるという設定です。そのときマーベラスは助けられています。その義理を果たすため今回はマーベラスがギャバンを救うこととなります。
　それにしても大葉健二は体がよく動きますなあ。生身のアクションも見せてくれましたよ。
　ギャバンは今回、偽者のギャバンによって捕えられます。マクウ空間にあるマクウ監獄に監禁されます。そこからの救出となります。このマクウ監獄なのですが、2万6千年の間一度も脱獄を許したことがないそうです。ところが、そんなにすごい設定のはずなのに、見た目とか監獄の中とか、いまいちすごさが伝わってきません。それが残念でした。もうちょっと何か「こんなにすごい監獄だよ」ってところを見せてほしかったのですが。
　まあ、でも、楽しかったです。ギャバンとゴーカイジャーの共闘ですから。大葉健二かっこよすぎです。