10歳に満たない子供の頃、私は2車線の道路を国道だと信じていました。
センターラインが白い破線、歩道もある、そんな道路を国道だと信じていました。というよりもこの写真にある道路を国道だと思い込んでいました。
2枚目の写真の道路は、1枚目の写真と同じ道路です。センターラインが白い破線ではなくオレンジに変わっています。この区間を当時幼かった私は格上の国道だと信じていました。国道には1級、2級、指定区間などがありますが、当時の私にとって1級だったのだと思います。
この道路は県道です。県道を表す標識があります。当時の私は標識が間違っていると思い込んでいました。
国道に掲げられる標識は三角形です。
ふと幼いころのことを思い出しました。もちろん今となってはいろいろと矛盾の出てくるお話ではございますが、当時の幼かった私にとって目の前にあるものだけが真実だったのでしょう。なんつって。