2023年4月日本公開
監督:M・ナイト・シャマラン
原作:ポール・トレンブレイ
脚本:M・ナイト・シャマラン、スティーブ・デスモンド、マイケル・シャーマン
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あらすじ:レナードとエリックとウェンは森の小屋で休日を過ごしていた。そんなとき、突然4人の男女が訪ねてきた。4人はレナードたちに選択を迫る。3人のうちの誰かが自ら進んで死ななければ人類は終末を迎えるというのだ。そんな話を信じられるはずもなく、レナードたちは抵抗するのだったが果たして。
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原作があるんですね。2018年に書かれた小説です。
今作はいつものシャマランほどネタバレ厳禁とはならない内容ですが、やっぱりネタバレはできるだけ回避したほうがいいと思います。
シャマラン得意の家族愛です。サインやハプニングに似ているかもしれません。シャマラン本人も出演しています。
急に訪ねてきた4人がわけのわからない選択を迫る様子というのは面白すぎる絵面になっています。シャマランの生み出す設定はすごいなあと思うのですが、原作があるのでシャマランだけの力ではないのかもしれません。でも、シャマランはこの小説を選択したわけです。
ただ、後半の失速が気になります。選択するのかしないのか、4人の正体と彼らの主張する人類の終末というのは本当なのか、それらが後半でうまく作用しない印象です。
物足りない内容でした。あと、聖書の内容が関係してくるので私には難解でした。聖書関連の終末映画は多々ありますが、どれも難解です。