2021年8月日本公開
監督、脚本:M・ナイト・シャマラン
原作:ピエール=オスカル・レビ、フレデリック・ペータース
・・・
あらすじ:南の島のホテルへバカンスでやってきた一家はホテルのオーナーからプライベートビーチを紹介された。他にも別の一家がいて、奇岩に囲まれた美しいビーチで彼らは過ごす。だが、異変が起き始めるのだった。
・・・
急速に老いるビーチなんて、そんな設定はただの設定であって、もっと大切なことがあるんですよ。
生まれて、成長して、老いていく、時間が解決する、その砂浜には人生がありました。
結末なんてどうでもいいのですよ。人生はどうやって過ごすものなのか、ただそれだけなのです。
砂浜の秘密なんてどうでもいいのです。ホテルの秘密なんてどうでもいいのです。ところどころでどんな秘密があるのかを匂わせていたじゃないですか。それだけで十分じゃないですか。
秘密の解明に重点を置く私ですが、今回ばかりはそんなのどうでもよくなりました。クライマックスの展開は余計です。だけど、あのクライマックスを用意しておかないと観客のウケが悪いんでしょう。