2022年1月日本公開
監督:バリー・ジェイ
脚本:バリー・ジェイ、アンドリュー・クロップ
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あらすじ:まだ幼いブライアンは、養子縁組によって新しく家族になった妹を敵視した。やがて、ブライアンは周囲の人間を傷つけていき、そのたびにセラピーが行われた。繰り返されるセラピーと周囲の人間たちがブライアンをむしばみ、悲劇が起きるのだった。
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殺人鬼の作り方です。
ポスターには、「少年ブライアンが殺人鬼になるまでの成長物語。」とありますが、そのまんまです。彼の成長を見守る作品です。
生まれながらにして兆候があったブライアンですが、セラピーと周囲の人間が彼を殺人鬼にしてしまいました。
セラピーによって彼が変わらなかったのかといえばそんなことはなくて、良い変化はありました。幼いブライアンと青年のブライアンはだいぶ変わりました。ところが、周りがどんどん追い込みます。
追い込み方があからさまなことも多々あるので、見てるこっちもしんどいです。
ちょっとしたことがきっかけになることもあれば、いくらなんでもそれはだめだろうという追い込み方までいろいろと彼は責められて結果的にたいへんなことになるのでした。
人間が向ける無意識の悪意は、本当に勘弁してください。