やくもとうずしおをがっつりと

目指していた国道完走と鉄道完乗は終わりました。日本のすべての国道を走り、鉄道に乗ったのです。

映画「共謀家族」鑑賞感想

ポスター画像

2021年7月日本公開

監督:サム・クァー

脚本:ヤン・ウェイウェイ、ジャイ・ペイ

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あらすじ:リ・ウエイジエはインターネット回線の設置や管理をする会社を営みながら妻とふたりの娘を養っている。そんなある日、長女がサマーキャンプで警察局長の息子から強姦された。そのとき撮られた映像を奪おうとしたが誤って殺してしまう。ウエイジエはこれまで多くの映画を見てきたがその知識を生かして完全犯罪に仕立てることにした。果たして、その企みは成功するのか。

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 犯罪映画かと思いきや、警察権力の横暴に反抗する映画でした。それって、私の最高に好きな映画じゃないですか。

 超面白いのでぜひご覧ください。

 映画の制作会社が多すぎて、冒頭で笑ってしまいます。どんだけオープニングが長いんだよっていう感じです。

 舞台が中国ではありませんでした。一家と身近な人々は中国人であり中国語で会話していますが、タイです。幼い頃に移住したという設定です。

 権力への反抗と、主人公が見た映画が韓国映画ということ、しかも仏教を強く信じているということで、よくもまあ中国で公開できたなあと思います。

 作中の警察が悪すぎてびっくりしますよ。スリービルボードサム・ロックウェルより悪い奴が出てきますよ。そもそも裁判所の許可無しで逮捕できてしまう点が恐ろしすぎます。調べてみると、タイでも逮捕状は必要だそうです。というわけで、今作の警察はグレーではなくて完全に黒、黒を通り越してどどめ色です。

 警察じゃけえ、何をしてもええんじゃ。

 そんな警察と対決する一家の戦いをぜひご覧ください。そして、どのような結末を迎えるのか、最後まで固唾を飲んでご覧ください。緊迫の瞬間に、私は二度頭を抱えました。一度は両手でほおを押さえました。