2019年7月から放送が始まったこちらの作品は、製作総指揮にセス・ローゲンの名前があります。企画と創作に参加しているそうです。グロさは彼から来ているのでしょうか。
上映時間が55分から68分ということですべてが60分きっかりではないというあたりは縛りの無さがあって、さすがネット配信作品です。
ようやく、ついに、鑑賞しました。
思っていたものとは少々違っていました。もっと力のない市井の人々が知恵と勇気でスーパーヒーローに立ち向かうのかと思いきや、そうではありませんでした。泥臭い戦いが繰り広げられます。
普通の市井の人々だけでやってほしかったなあと思っています。ヒューイみたいな人物だけでボーイズを構成してほしかったです。能力者が味方につくのも残念です。そうでもしないと勝ち目がなかったのでしょうけど、そこは脚本の力でなんとかならなかったでしょうか。ブッチャーが元工作員ですし、マザーズミルクとフレンチーも小銃を使いこなしていて、まともな常人ではありません。
結局CIAに助けてもらっていたのも残念です。それしか方法はなかったのでしょうか。
7話から話が大きく動きはじめました。スターライトが助けてくれました。これについては、ヒューイの説得が功を奏したということですので、市井の人々の戦い方かなと思います。セブンだって本当は悪いやつじゃないわけですし。
スターライトがホームランダーに怒鳴られて、椅子をガタッとさせた場面は演技が下手すぎやしませんか。
海のスーパーヒーロー:ディープは面白かったです。イルカ輸送中とロブスター救出ではだいぶ笑いました。
あと、ブッチャーが赤ちゃんを武器にして戦う場面も最高です。
セブンの連中が服を全然着替えないので、こいつら蒸れてるんじゃないかと思っていたら作中でツッコミが入っていました。ありがとうございます。スターライトだけは着替えていますね。
ユカイツーカイ娯楽作を期待していて、スカッとする場面がほしかったのですが、そんなものはありません。復讐は何も生まないのでした。悲しい思いを増すばかりです。
7話から急に面白くなったと思います。起承転結の承が7話の途中でようやく終わって、面白くなってきたなあという印象です。
シーズン1はあくまでシーズン2の序章なのでしょうか。