やくもとうずしおをがっつりと

「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。

映画「レ・ミゼラブル」鑑賞感想

ポスター画像

2020年2月日本公開

監督:ラ・ジリ

脚本:ラ・ジリ、ジョルダーノ・ジェデルリーニ、アレクシス・マネンティ

音楽:ピンク・ノイズ

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あらすじ:ビクトル・ユゴーの小説「レ・ミゼラブル」の舞台となったことで知られるモンフェルメイユは現在では貧困地区であり犯罪多発地区となっている。そこを管轄している警察署に地方からステファンが赴任した。気性の荒いクリス、黒人のグワダと共にさっそく地区の警らに赴く。サーカス団のライオンが盗まれたことで一触即発の事態になったところだったが、容疑のかかる少年イッサを探すステファンたちは2005年の暴動を再発させるきっかけを作りかねないことを起こすのだった。

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 たいへん長らくお待たせしました。ようやく鑑賞です。上映の最終日に滑り込みました。そんな日で、いつもなら客が数人しかいない劇場です。劇場の席数も70ほどの小さなものです。でも、この日は10人ほどの客がいました。皆さんはもう既にご覧になったことでしょう。

 サッカーを応援する街の様子から始まるというのは見事だなと思います。

 上司に見えないクリスですが、そのクリスが着ているTシャツに「VENUM」と書かれています。それが気になって調べてみるとVENUMというのは格闘技などで使うグッズのメーカーなんですね。彼が着ているのはそのブランドのTシャツというわけです。私としてはこういう服を見るとこの人なんだか危なそうと思ってしまいます。とはいえ、Tシャツには何の罪もありません。

 このクリスというやつが、もう、私の場合はものすごく苦手とする人物です。誰に対しても横暴な態度です。グワダのほうは、少しばかり正義感を持っているようですね。ステファンはおとなしくて弱弱しく見えるけど実は冷静沈着で知的です。

 ステファンのおかげで最悪の事態は避けられ、グワダが行動を起こすのかなと思いきや……すべての大人たちに報いを受けさせることになってしまいました。

 サスペンスとしても面白く見られる作品です。目を覆いたい、こんな状況を知りたくないという部分もありますが、たいへん面白い作品です。歴史は繰り返すということですね。