やくもとうずしおをがっつりと

ほぼ毎日19時更新。「映画鑑賞感想」は配信やDVDなど自宅で見た映画、『映画「タイトル」感想』は映画館で観た映画の感想です。稀に旅日記をやっています。

映画「ローグ・ワン」鑑賞感想


2016年12月16日世界同時公開
監督:ギャレス・エドワース
脚本:クリス・ワイツ
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あらすじ:科学者ゲイレン・アーソの前に帝国軍のクレニック長官が現れた。クレニックは兵器開発のためアーソを連行しようとして妻を殺害した。ゲイレンは娘ジンを地下へ逃がす。その後ジンの前に反乱軍の過激派ソウ・ゲレラが現れて彼女を助けた。帝国軍と戦う反乱軍はジンを捕らえてソウ・ゲレラとの関係修復しようとする。さらにはゲイレンを見つけ出して帝国の新兵器開発を阻止しようとした。しかし、巨大兵器デス・スターは完成してその威力を見せた。ジンだけがデス・スターの弱点を知ることとなり、その破壊のために力を尽くそうとするが果たして。
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 行け はるか遠く 銀河系をこえて
 飛べ 王女レーア 救うのさ必ず
 というわけでスターウォーズといえば子門真人大先生が歌う主題歌ですよね。
 今作はEP4の10分前につながるお話だそうです。名も無き戦士たちの物語です。いやあ、これは、だいぶ面白いと思います。スターウォーズは観たけどEP4ってどんなだったかなと忘れているくらい興味が沸いてきませんが、それでも楽しめたのだからかなり良かったと思います。
 何しろキャラがたいへん魅力的です。主人公のジンが霞みます。帝国軍から抜け出したパイロット、盲目ながら超強いドニー・イェン、盲目ドニーの相棒、元帝国軍のアンドロイドK-2SO、こいつらがすばらしいですよ。あれ? この4人は皆反乱軍ではありませんね。途中から反乱軍に加わった連中ですね。そんな彼らがあるのかどうかもわからない希望のために戦います。
 あるのかどうかもわからず、次から次へと障壁が彼らの前に現れて、果たして、希望はあるのか、その希望は無事EP4へと引き継がれるのか、ドキドキの展開です。
 パイロットは腑抜けになったはずなのにそうじゃないのはなぜなのかという問題があります。それよりも最大の問題はデス・スターに組み込まれた弱点のためにどうしてここまで苦労しなくちゃいけないんだよ!ということです。ゲイレンさん、他にもっと方法はなかったのでしょうかね。デス・スターの設計図もホログラムといっしょに送ってくれていたらみんな……こんなことには……。
 それにしても反乱軍の戦闘機はクソ弱いとは思いませんか。出撃するたびに毎度毎度落とされていますよね。タイファイターとウイングファイターの戦力差もあるだろうし、対空砲台に落とされるやつもあるからそもそもパイロットの腕や出撃させる司令部の頭の悪さがあるのではないかなと思います。
 それでは、我はフォースと共に。フォースは我と共に。