2020年1月日本公開
監督、脚本:ライアン・ジョンソン
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あらすじ:有名なミステリ作家が自殺した。多額の遺産があるため遺族が集まったが、その場になぜか探偵が警察を同行して現れた。匿名の調査依頼があったのだという。この事件の顛末はどうなるのか。
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感染症のせいで映画館がしばらく閉まっていたので、その間に映画館で新作鑑賞ができなかったわけです。このままでは今年の映画館での鑑賞本数が少なくなってしまいます。というわけで再開した映画館で手当たり次第新作を見ようとしたらこの作品にぶつかりました。この作品の情報を何も知りません。探偵が活躍するお話だということすら知りません。
始まってみると、なんだか見たことのある俳優ばかりではありませんか。あら! ぼくの好きなアナ・デ・アルマスじゃないですか。アナ・デ・アルマスと初めて出会ったのは「ノック・ノック」でした。なんや、めっちゃかわいいやん。その後もブレードランナー2049ではそのかわいさがますます増していました。そんなこんなで彼女が今作にも出ていて、もうそれだけで見てよかったのですが、作品そのものがめっちゃ面白いのです。
しかもゲロを勢いよく飛び散らせるなんて。飛び散るゲロが出てくる作品に愚作無しです。
ライアン・ジョンソン監督はいろんなミステリ映画を参考にしたそうですね。たしかに、どこかで見たことのある場面がちらほらあります。クライマックスで探偵(ダニエル・クレイグ)が取り乱す場面なんてすんごい既視感があります。王道の物語なんだなと思いますが、ぜひともミステリ評論家のN先生の見解を拝聴したいものです。
これ以上触れるとネタバレになりますのでさようなら。ちなみに、あの碁は過去の名作に関係したものなのでしょうか。あと、邦題がダサいのでなんとかしてください。